2月3日(土)メディア日記
NHKは朝7時ニュースの直前、「CNNや欧米メデイアによると、米中央軍は2日、イラクとシリアでイラン革命防衛隊や親イラン民兵組織に対して空爆を実施し、85カ所以上を攻撃したと発表した」と速報した。引き続き7時ニュースでは、ワシントン支局と外信部デスクが解説した。土曜日早朝なので民放の生報道番組はなし。国際ニュースに強いNHKが先行した。米兵3人が殺害された報復とみられる。
女性の容姿発言で批判が渦巻いている麻生太郎が2日夜、上川外相に対する発言を撤回するコメントを発表した。但し、発表は直接麻生本人ではなく事務所からの発表だった。麻生太郎の地元紙「西日本新聞」は3日の社説で、「軽口では済まない女性蔑視。言ってよいことと悪いことの区別がつかない。こうした人物が政権の中枢に居座り続けてよいのか」と痛烈に批判した。
朝日新聞は1面中央に「麻生氏が容姿発言を撤回」と報じ、2社会面にも「麻生発言」とこれまでの「麻生失言・方言」を詳細した。読売と毎日は短く政治面にベタ扱い。一部のメディアは「また麻生節」などと表現したが、『節』などいうあいまいな表現でごまかすのではなく、正面から麻生発言を批判すべき。
沖縄タイムスによると、「辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議」は3日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で第40回県民大行動を開いた。新基地建設に反対する市民の他、照屋義実副知事、県選出の国会議員や県議、市町村議員ら850人(主催者発表)が参加。新基地建設NOのプラカードを掲げ、「工事を強行する政府に屈しない」と声を上げた。 オール沖縄会議の糸数慶子共同代表は「政府は沖縄の声を聞かず、完成の見込みがない工事を進めている」と批判。「辺野古の海を守り抜くために闘い続けよう」と力を込めた。
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