6月20日(木)メディア日記
19日午後は自民党が提案した「改正政治資金規正法」が参院で成立。3年ぶりに党首討論が衆院で行われた。さらに都知事選をめぐり日本記者クラブ取材の討論会が4人によって行われた。このどさくさに紛れて国の強権を拡大する改正地方自治法も成立した。岸田首相は、立憲民主党の泉代表との党首討論で突然、質問にもない憲法改正について気色張りながら憲法論議に非協力の立憲民主党を批判した。前日、岸田は麻生太郎と修復の会食をしており、麻生から「党首討論で憲法を取り上げろ」とねじを巻かれたのではなか。
20日付の各紙朝刊の見出しをひろった。
「改正規正法成立 政治とカネ抜け道残す」(朝日)、「首相、規正法決着の代償 相次ぐ譲歩 党内から恨み節」(読売)、「抜け穴次々 遠い改革」(毎日)、「後見人・麻生氏との関係に溝 維新取り組みも頓挫」(日経)。
20付朝日新聞夕刊の「素粒子」は今日も快調。
前号に続いてくどいかもしれないが紹介する。
知事選が「七つのゼロ」「七つの約束」とくれば、
岸田政権は 「七つの穴」でしょ。
裏金議員が生きやすい国・日本に。
*
「検討、検討、検討」のまま改正規正法が成立。
これが現実政治、と開き直る党首討論の姿勢に、
不完全燃焼の火の玉を見た。
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梅雨入り前なのに真夏日か。
永田町の「下駄の雪」は溶ける気配無く もう、
どこまでもが下駄でどこからが雪かもわからず。
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