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2月2日(日)メディア日記
立花孝志党首の「NHKから国民を守る党」(N党)の地方議員選挙は軒並み敗北している。2日の投開票の大阪府岸和田市議会選挙では、N党候補者は立候補者29人の最下位。有権者は6万1000人。N党候補者の得票数は760票の惨敗。
1月26日に行われた埼玉県川越市の市議補選ではN党候補者は得票数は5133、6人中最下位。2日おこなわれた東京都千代田区長選では、かつて立花孝志と親交があった元つばさの党の黒川敦彦は立候補6人中最下位、得票数はわずか63票だった。
不倫関係にあった女性との性的問題を巡り、大阪府岸和田市の永野耕平市長を不信任とした議会を永野が解散したことに伴う市議選(定数24)が2日に投開票された。当選を決めた24人のうち、9割超の22人が永野の市長続投に否定的で、市議会に不信任案が提出されれば、永野氏は失職する公算が大きい。包囲網が一層狭まる中、永野の妻、紗代(38)は初当選を決め、永野市政支持の姿勢を改めて示した。
キーウ発共同通信によると、ウクライナ各地で1日、ロシアのミサイルや無人機による攻撃があり、中部ポルタワや東部ハリコフなどで集合住宅やインフラ施設が破壊され、少なくとも11人が死亡した。また南部オデッサでは1月31日、2023年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された市中心部の歴史地区が攻撃され、7人が負傷した。 オデッサの歴史地区では、博物館や劇場のほか、130年以上前に建てられ、後年改修したホテルも被害を受けた。ゼレンスキー大統領は31日「歴史地区への意図的な攻撃だ」と批判し、防空システムの強化が最優先だと訴えた。