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10月19日(土)メディア日記

 読売新聞がスクープ。金融庁に出向中の裁判官が、業務で知ったTOB(株式公開買い付け)情報などを基に企業の株式を売買した疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(インサイダー取引)容疑で強制調査していたことが19日、関係者への取材で分かった。最高裁は若手裁判官らに幅広い経験を積ませるため、行政機関などに出向させている。関係者によると、裁判官は30代男性で金融庁に出向中。企画市場局企業開示課でTOBを予定する企業の書類審査を担当していた際、TOB情報などを基に企業の株式を本人名義で売買し、利益を得ていた疑いがあるという。監視委は今夏以降、この裁判官の関係先を強制調査し、東京地検特捜部への告発を視野に詳細な取引状況を調べている。

 小池百合子知事は18日の定例記者会見で衆院選の選挙応援について問われ、自身が膝を剥離骨折したことに触れ「だいぶ治ったとはいえ(選挙カーの)はしごを上る自信はない。たぶん私と村上誠一郎(総務相)は上れないと思う。村上誠一郎、怒っているかな」と述べた。 記者から「体形をやゆした発言とも受け取られかねない」と指摘され「体形をやゆしているのではなく、私自身が上るのに不自由にしているからの想定だ」と説明した。なぜ村上誠一郎を出したかには直接答えないいつもの小池百合子の詭弁答弁だった。

 日本維新の会前代表の松井一郎前大阪市長は19日、自民党派閥裏金事件を巡り衆院選の党公認を得られず無所属で立候補した萩生田光一元政調会長の応援演説に立った。萩生田が出馬した東京24区には維新が候補者を擁立している。維新関係者は「裏金の象徴みたいな萩生田の応援は正直、やめてほしかった」と不満を漏らした。
 共同通信の当初の情勢調査では立憲民主党の有田芳生が優位だったが、最新の自民党の調査では萩生田が立憲の有田を抜いた調査結果が出ている。

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