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【プロジェクト実践】人にも環境にもやさしく!~リラックスサービス・プロジェクト~


プロジェクト実践ってなに?

こんにちは!Yellow!編集部の”そめや"です。
千葉商科大学サービス創造学部には「プロジェクト実践」という活動から学ぶ正規授業があります。
今年度は通年の授業が9つ、春学期のみの授業が1つ、秋学期のみの授業が1つの合計11のプロジェクトがあります。私たちが所属しているメディアプロジェクトも通年の9つのプロジェクトの中の1つです。

各プロジェクトの詳細は学部ページに詳しく載っているのでぜひ確認してみてください!

サービス創造学部の醍醐味とも言えるこの「プロジェクト実践」。しかし、実際ににどういった授業を行っているのかよくわからないという人も多いのではないかと思います。

というわけで今回は、イベントが間近に迫った「リラックスサービス・プロジェクト」に取材してきました!


〈授業風景〉

授業は毎週金曜日4限の授業(15:25ー17:10)に行われています。

授業では毎回、「はじめてのエシカル」という本を30~40分ほど時間をかけて音読しているようです。限られた授業時間の中で大きな時間を使ってまでこの本を音読していることに驚きました。代表の住谷さんは、「この本を読むことで、人にも環境にもやさしくなれるんです。」と語っていました。どうやらこの本を読むことに大きな意味がありそうです。

はじめてのエシカル


「はじめてのエシカル」の音読が終わったら、部署ごとに進捗を発表していました。今回の授業では2年生が発表していたのですがとてもはきはきとしてわかりやすく、レベルの高さを感じました。
2年生が発表するのは今回が初めての試みだったらしいです。(笑)

部署ごとの進捗報告

部署ごとが定期的に進捗を報告しあうことで、プロジェクトメンバー全員が情報を共有することができ、「次に何をすべきか」や「問題点」を考えることができていました。これもプロジェクトを行う際にはとても重要なことですよね。

授業風景

授業全体を通して、空気の良さを感じました。毎回の授業資料を、楽しめるようにこだわって作っているのが伝わってきますよね。


〈メンバーにインタビュー〉

リラックスサービス・プロジェクトの魅力や、今後のイベントについてなどを所属メンバーにインタビューしてきました。今回インタビューしたのは住谷さん・鎌田さん・関口さんです。

Q.リラックスサービス・プロジェクトを選んだ理由

住谷「もともとブライダル・プロジェクトをやりたかったんですけどなくなっちゃったんですよ。どうしようってなってたまたまリラックスサービス・プロジェクトを見学してた時に、当時コロナウイルスの影響で外部でやるイベントができないからどうしようっていうのをプロジェクト内で話し合いがされてて、そこでコスメとリラックスを掛け合わせたイベントを考えてるってところを見て、リラックスと言ったら「寝る」とか「本を読む」とか「マッサージ」とか自分がイメージしているリラックスと全く違うことをやってて、コスメとリラックスってなに?みたいな、(笑) なんかいろんなところからリラックスと掛け合わせて活動しているんだなって思って、幅広い活動ができるプロジェクトなんだなって思ったんですよ。自分の好きなものとリラックスを掛け合わせてやりたいことができるんじゃないかなって思って選びました。」

代表の住谷さん

鎌田「私は1人暮らしをしているんですけど、大学生活・バイト・自炊とかでストレスとか疲労とかたまってるっていう生活をしてて、でなんか『リラックス』っていう名前に惹かれましたね。中身は全然知らなかったんですけど(笑) ほかのプロジェクトとは迷いませんでしたね。」

鎌田さん

関口「まず大前提として自分がリラックスすることが好きなんです。リラックス空間、それこそマンガ喫茶とか、温泉や寝ることが好きなので名前から惹かれたところはありましたね。それとリラックスサービス・プロジェクトは活動にテンプレート的なものがないから、リラックスの空間を提供するのか、体験を提供するのかを0から考えられるというのが結構自分の中では決め手だなって思いました。」

関口さん


Q.このプロジェクトのやりがいや楽しさ

住谷「一番感じるのはやっぱりイベント後ですね。イベント終わって、『終わったー』って瞬間です。成功したとしても失敗しちゃったとしても、自分たちが今までやってきてやりきったっていう感覚ですね。そういう時に達成感とかを感じます。あとは、みんなと一緒に一つ一つ試練を乗り越えていく瞬間ですね。苦戦することもありながら「やりきる」っていうところに魅力ややりがいがありますね。」

鎌田「リラックスサービス・プロジェクト自体が設立してからまだ日が浅いプロジェクトなので、イベント一つ一つが歴史になっていったり前例になっていきます。なので、一つ一つがとても重要になってくると思うんですよ。「自分たちで作り上げていっている感」みたいなものをすごく感じることのできるプロジェクトかなって思います。」

関口「自分がやりたいなって思ったことがやれるところですね。自分が考えた企画やアイディアが通れば自分のやりたいことができるんですよ。頑張って説得材料集めて企画が通った時は、やりがいをすごく感じます。」

<今回のイベントについて>

リラックスサービス・プロジェクトの今回のイベントは、
ハーバリウムのワークショップ」です。
その名も「Flower x Relax -癒やしのテイクアウト -

これだけ聞くとよくわからない人も多いと思います。実際に私も「ハーバリウム」という言葉を初めて知りました。もっと皆さんに分かりやすく魅力を伝えるためにイベントについてもインタビューをしてきました。

Q今回のイベントについて教えてください

住谷「今回はロスフラワーを題材にしてお花とリラックスを掛け合わせたイベントをやりたいと考えています。実は、昨年もロスフラワーを題材にしてイベントをやっていてその時は『ロスフラワーっていうものを知ってもらおう』っていうのを重点に置いてやっていたんです。なので、今年は知ってもらうだけではなくてこういう使い方もできるよっていうところまでイベントにしようと思ってハーバリウムのワークショップを開催しようという結論になりました。」

鎌田「今回ロスフラワーでハーバリウムという植物標本を作る体験。いわゆるワークショップというものです。ロスフラワーっていうきれいなんだけど規格外の花や、イベントのキャンセルなどで使われなくなってしまった花や捨てられている花などを使ってハーバリウムを作っていくというイベントです。」

この記事を読んでいる皆さんも、なんとなくはわかってきたのではないでしょうか。ロスフラワーという発想も授業中読んでいたはじめてのエシカルという本と無関係ではなさそうですよね。
さらに詳しくイベントについて取材してきた情報をまとめますね!


「Flower x Relax -癒やしのテイクアウト -」

<ハーバリウム作成体験>


7月8日(金)12:15~13:15(昼休み)      
                       
                  1101・1102教室前廊下 先着10名


7月9日(土)・10日(日) (予約制)

①.11:00~12:00
②.12:00~13:00
③.13:00~14:00
④.14:00~15:00
⑤.15:00~16:00

場所  市川駅シャポー 1階むすぶば

8日の予約はリラックスサービス・プロジェクトのインスタのDMで受け付けているそうです。各種SNSはページの一番下に乗せてあります。
先着順なのでお早めに!

9日・10日の予約のURLはこちら
ハーバリウム作り体験 参加予約フォーム (google.com)


<取材感想>

『はじめてのエシカル』を音読したり、講義時間内のグループワークがなかったりと全体的に”講義”という印象が強い授業でした。代表の住谷さんの「全員集まれる会議が講義の時間だから講義の時間は各部署の進捗共有・フィードバックにしたい」という言葉が印象に残っています。また、各部署がそれぞれ自覚を持ち、それを住谷さんが信頼しているからこそこういった形式が取れるのだとも感じました。 (なるしま)

全体の雰囲気がとてもよく、代表の住谷さんの雰囲気作りがとてもうまいなと感じました。授業資料のパワーポイントが工夫されていたり、部署ごとの発表を二年生にやらせてみたりとプロジェクトについてすごく考えているのだと感じました。はじめてのエシカルをわざわざ声に出して音読することに驚き滝澤先生に聞いてみたところ、1冊の本を読み切ることの大切さやみんなの前での発表の声の大きさなどいろいろなことを考えたうえで音読をさせているということでとても驚きました。先生方の授業のこだわりを取材してみるのも面白いなとおもいました。(そめや)

↓リラックス・サービスプロジェクトの各種SNS





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