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人間の羽化

突然のショックな出来事があり、
人間の羽化(変容、進化)を
阻むものについて考えていた

蝶の羽化を、今までに、
50回以上見守らせてもらった
毎日ワクワクしながら、
羽化するのを楽しみに待っていた
その美しい姿をイメージしながら

羽化できる蝶は0.6%
でも、わたしが知る限り、
見守らせてもらった中では
羽化出来なかったのは一度だけ

きっと、
わたしは美しい蝶だ、と
信じられた青虫は、
魂のお姿である蝶に変容できる

わたしの視線や意識も、
なんらかの影響を
及ぼしたかもしれないけど、
まず青虫本人が、
自分が美しい蝶であることを
信頼しない限り、
その視線も意識も意味をなさない

人間の世界には、
あらゆるジャッジの目があり、
自己信頼し続けること自体が
難しいのかもしれない…

自然の世界では、わたしはただ、わたしのまま、受け入れられる
何一つ強制されることなく、
内からわきおこる必要に応じて
学びや変化が自然に起こる

人の中では、
馴染めなくて苦しんだけど、
自然の生命体の
ニュートラルな視線と、
それらの在り方を見ている内に、
"わたしは美しい蝶である"という
根拠のない自信が、
わたしの内側で少しずつ
芽を出していたのかも…

一見不幸に見える出来事が
こんなギフトを
内包していたなんて、
苦しかった日々には、
気づけなかった

人からの視線や意識に依存して
エネルギーを得るのでなく、
自分という存在の働きを、
信じきる強さで
自らエネルギーを引き込む力が
人間の羽化には必要なのかも…

青虫はサナギの中で、液体化する
完全に形(エゴ)をなくし、
蝶(魂)という本来の姿に
生まれ変わる(還る)
青虫の姿は、被り物なのだ、
人間の肉体がそうであるように…

わたしの意思に関係なく、
毎朝膨大なエネルギーが
子宮からハートに流入してくる
エネルギーを引き込むのは
魂の働きだ

そのエネルギーは、
一旦ハートに入った後、
両手にわかれていく
"愛の表現ーただ与えることー"を
求められていると感じる

この自然な働きによって、
魂にとって要らないものが
どんどん排出されていき、
魂にフィットした
肉体に変わっていく
その存在の本来の姿へ…
それが多分、人間の羽化

自覚がなくとも、
地球全体の影響で、
サナギ状態に入った人間には、
同じことが起きていると思われる
だから今、心臓には、
大きな負担がかかっていて、
求めに従わないと、
心臓が壊れてしまう…
魂の力が強まると、
エゴの強い肉体存在は
眠らされてしまうのだ…

エネルギー量によっては、
入ってくるときも、
出ていくときも、
結構な衝撃を感じることがある

羽化(人類の進化)とは、
わたしという空間を構成する、
魂の粒自体が変容すること、
なのだと思う