和島 咲藍

ワジマサクラです/ 97年生まれ / 大学5回生 / 結果オーライの申し子 / フラスコ飯店(https://frasco-htn.com/)・文と編集 / Girlfriends (https://sheishere.jp/)

和島 咲藍

ワジマサクラです/ 97年生まれ / 大学5回生 / 結果オーライの申し子 / フラスコ飯店(https://frasco-htn.com/)・文と編集 / Girlfriends (https://sheishere.jp/)

マガジン

  • 執筆後記

    書いた記事のあとがきたちです

最近の記事

自分に嘘をついている気がするのは「途中」だからかもしれない

めちゃくちゃ久しぶりに、お題箱の質問に回答するやつをやろうと思います。今回は相談事ではないのでただわたしが色々書くだけですが、お付き合いいただければと思います。 わたしは話の長いタチで、Twitterのツリーをどんどん伸ばしていってしまうのとやっぱり140字ごとに思考がストップしてしまうがつらくて、時々noteで詳しく回答させてもらえたらなと思います。前書きここまで。 ○○○ まずは、わたしの文章を読んでくださって感想まで、本当にありがとうございます、とってもうれしいで

    • 2020年、激動の BUMP OF CHICKEN への信頼を問い直す | わた藤 執筆後記

      フラスコ飯店で連載している「わたしがグダグダうじうじしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている」、略して「わた藤」の番外編が公開されました。楽曲も取り上げましたが、今回の記事の本題は BUMP OF CHICKEN の楽曲の「外側」。前回、第5回では「66号線」について書くと言っていたのですが、それを取りやめての番外編です。 ■2020年、激動の BUMP OF CHICKEN への信頼を問い直す | 彼らの振る舞いや不倫報道へのステートメントを読んでわかること きっ

      • 「才悩人応援歌」と健やかな破滅 | わた藤 執筆後記

        フラスコ飯店で連載している「わたしがグダグダうじうじしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている」、略して「わた藤」の第4回が公開されました。取り上げたのは「才悩人応援歌」。 今回は、就職活動をやめたことについて書きました。これは過去を振り返った前回前々回とは違って、今年の3月から6月までのドンピシャタイムリーな出来事と煩悶です。 1年間休学して、日本でも海外でもフルタイムで働いてみて、実際にやってみて、それでも辞めた「シューカツ」。レールに乗ること、降りること、厳しい

        • 三日月の目の彼の死のこと

           テレビで、新聞で、iPhoneの画面の中で、彼の顔を見るたびにぐらっと視界が揺れる。「死」という文字が脳みそを駆け回って、どこにも納まれずに戻ってくる感じ。一拍おくれて、彼のすらっと長い首に紐がかかっている様が目に浮かぶ。  それでもまだ思ってしまう。「本当に?」  彼の三日月型の目、くしゃっとした目尻のシワ、綺麗に並んだ白い歯。美しくあらねばならない彼が美しく映った正しい写真が、その正しさによって、わたしを混乱させる。  笑顔が素敵だったのに、素晴らしい演技力だったの

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        • 執筆後記
          5本

        記事

          根のはなし

                  「根はいいやつなんだよね」という言葉を、受け入れられない。   わたしは「あいつ根はいいやつなんだよ」を信用しない。もしかするともしかして、本当に「根はいいやつ」なのかもしれないけれど「根はいいやつ」というポジションに居座って開き直っているその精神性が信用できないのだ。         本当の本当に「根がいいやつ」というのは、茎も葉っぱも、いいやつだと思う。根だけよくて他が腐っているなんてあんまり考えられない。自分は、そういう本当に「いいやつ」のいいところ

          根のはなし

          「リボン」と無敵の友情 | わた藤 執筆後記

          フラスコ飯店で連載している「わたしがグダグダうじうじしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている」、略して「わた藤」の第3回が公開されました。取り上げたのは「リボン」。 今回はいわば「自分の青春に折り合いをつけた話」。大学に入ってなかなか友達ができないこと、サークルに馴染めないこと、「みんなができてることをできなきゃ」という焦りや「こういう青春をおくらなければならない」という圧力にへこたれていたわたしを無敵にしてくれた友情についてです。そして、そういう友情がわたしのもとに

          「リボン」と無敵の友情 | わた藤 執筆後記

          わたしが自惚れ野郎になるまで

          突然ですが、Twitterにお題箱を開設しました。なんとなくやってみたいなと思っていたものをなんとなく始めてみたのですが、考えがいのあるお題や相談をけっこういただいていて、とてもうれしいです。 ただわたしは話の長いタチで、Twitterのツリーをどんどん伸ばしていってしまうのとやっぱり140字ごとに思考がストップしてしまうがつらくて、時々noteで詳しく回答させてもらえたらなと思います。前書きここまで。 ーーー さて、正直言ってわたしはここ2年間片時も自己肯定感を失った

          わたしが自惚れ野郎になるまで

          「宇宙飛行士への手紙」と流れ星のわたしたち | わた藤 執筆後記

          フラスコ飯店で連載している「わたしがグジグジうだうだしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている」、略してわた藤の第2回が公開になりました。(実は5日には公開していました、もっと諸々まめにやれるようにならねばです) わたしがグジグジうだうだしていることは大抵藤原基央が曲にしている。それは、かけがえのない青春を弔うことすらも。 今回はわたしにとってとても大切な女の子の話を書きました。どうしようもなく惹かれあって、これが恋なら、同性愛ならそれでいいとすら思った、でも、その魔

          「宇宙飛行士への手紙」と流れ星のわたしたち | わた藤 執筆後記

          「ディアマン」ともう聴かなくなったバンド|わたしがグジグジうだうだしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている 執筆後記

          先月連載を予告していた連載「わたしがグジグジうだうだしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている」(「わた藤」)の1曲目が公開になりました。取り上げたのは「ディアマン」。 わたしがグジグジうだうだしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている。それは、BUMP OF CHICKEN を聴かなくなったわたしのことすらも。 BUMP OF CHICKEN に限らず、大好きだったバンドをいつの間にか聴かなくなった経験のある方、これはあなたのための曲です。 ーーーーー

          「ディアマン」ともう聴かなくなったバンド|わたしがグジグジうだうだしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている 執筆後記

          「3.3の質問」

          いつも素敵な山下さん(@thgirlasyawla) からの質問に答えてみます。 ▷https://note.com/alwaysalright/n/n27c2c215cb30 ・Q1 前世があるとしたら、自分は何だったと思いますか? A1 虎 暑い土地で四六時中水浴びをして、いつでも香箱座りで考え事をしていたと思う。群れにいることや狩りにはあんまり積極的じゃなかったような気がするので、どこかで飼われていたのかもしれない。それは多分動物園とかではなくて、タイで訪れた

          「3.3の質問」

          わたしがグジグジうだうだしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている

          photo by @boc_chama 藤原基央さん、お誕生日おめでとうございます。何もかも、どうもありがとう。あなたがいつも言っている通り、わたしはもう毎日 BUMP OF CHICKEN を聴いているわけではありません。あなた方がすることなら何でも受け入れられるような、そういうファンでもありません。あなたたちなんかいなくたってわたしは生きてきたし、これからも生きてゆきます。だけどそれでも、わたしの人生に他の誰でもない藤原基央さんが、 BUMP OF CHICKEN がい

          わたしがグジグジうだうだしていることは大抵すでに藤原基央が曲にしている