ピラティスで最初と最後に行う動き『ロールダウン』とは?
ロールダウン = 直立状態から上半身をゆっくり床に向かって倒していきゆっくり直立状態へ戻ってくる動きです。
ロールダウンはピラティスレッスンの最初と最後に行うことが多い基本的な動作です。
この動きをすることによって、背骨の動きを観察することが出来、今現在の背骨の調子に自分自身で気付いていくきっかけを作れます。
最初と最後に同じ動きをすることで、自分の体にどのような変化を得られたかを観察していくことが出来ます。
また、上半身をぷらぷらと床に向かって垂らすので1度重力の力を借りて上半身の緊張を緩め、リセットする役割もあります。
筋肉は緊張しているとそれ以上動かすことが難しくなってしまうため、1度力を抜いた方がエクササイズをより楽に動けるようになりす。
インストラクターの視点では、ロールダウンを見させていただくことで背骨の柔軟性、姿勢、左右バランスなどを分析することが出来ます。
ロールダウンを最初に見せていただくことでインストラクターはその方にとって今最も最適なゴール設定を行い、それに向けたエクササイズの方向性を決めていきます。
1度見本を見れば誰でもやりやすい動きなので、よくある上半身を前に垂らしていく動きがあると覚えておいていただけるとより緊張せずにピラティスレッスンを取り組めると思います。
参考にしていただけたら幸いです。