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カラー戦略マガジン 007号「色即是空、空即是色 ~プレゼン資料の『赤』と『青』の真理~」
本日のお題
色即是空、空即是色
(しきそくぜくう、くうそくぜしき)
こちらのことわざの意味は・・・
この世にあるすべてのものは因と縁によって存在しているだけで、その本質は空であるということ。
また、その空がそのままこの世に存在するすべてのものの姿であるということ。
「色」とは、宇宙のすべての形ある物質のこと。
「空」とは、実体がなく空虚であるということ。
「即是」とは、二つのものが全く一体不二であること。
すべてのものは、永劫不変の実体ではないという、仏教の根本教理で『般若心経』にある言葉。
(出典:「故事ことわざ辞典」)
だそうです。。。
ぶっちゃけ、難し過ぎてよく分かりませんね。汗
仕方が無いので、今回は、
「色」とは、宇宙のすべての形ある物質のこと。
にのみ着目して(笑)
「色」の代表格である「赤」と「青」で、プレゼン資料の真理を語っていきたいと思います!
本日の内容を画像でダイジェスト
![](https://assets.st-note.com/img/1656911930152-JDfI0PL6xL.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1656911294102-UoStJmzw0K.jpg?width=1200)
トイレのマークに隠されたプレゼン資料の秘密
私は「餃子の王将」とか「スシロー」で幸せを感じちゃう安上がりなオンナなのですが、先日「餃子の王将」でトイレに行ったら、男女共用のトイレだったので、中からおじさんが出て来て、狭い場所で「あっ…」となりました。
お互いにちょっと恥ずかしくて、ちょっと気まずい感じです。
全く甘酸っぱくはない、あの感じです(笑)
男女共用のトイレだと「お手洗い」という札がかかっているだけですが、普通の男女別のトイレだと、上の画像のように「男性は青」「女性は赤」のマークが付いていると思います。
マークの形は、ハッキリと人の形をしていないものもありますが、たいてい色は「男性は青」「女性は赤」になっていますよね。
下の画像は、京都の鉄道博物館に行った時に見つけたトイレのマークです。
![](https://assets.st-note.com/img/1656911294142-bENR70nORb.jpg?width=1200)
発車よ~し!のポーズを取っていますが、やっぱり色は「男性は青」「女性は赤」ですね!
実はこのトイレのマークに「赤」と「青」の真理、すなわちプレゼン資料の「説得力」を増す秘密が隠されているのです!
「赤」と「青」を正反対の意味で使うと、説得力が増す!
トイレのマークの「男性・女性」をはじめ、日本では「赤」と「青」が正反対の意味で使われているものが、実はとても多いのです。
例えば、クイズ番組の「○・×」「Yes・No」や、水道の蛇口の「温・冷」もそうですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1656911294083-V9s0FPx0pC.jpg?width=1200)
こんなに色んな場面で「赤」と「青」が正反対の意味で使われている理由は、赤って何だっけ?青って何だっけ?っていちいち考えなくても、どっちがどっちって分かってしまうからです。
つまり、私達は潜在的に「赤」と「青」を正反対の意味で捉えているんですね。
この「考えなくても分かってしまう、赤と青の正反対の力」を利用して、プレゼン資料の説得力を、大盛りマシマシにすることができます!
説得力に満ちたプレゼン資料で、ペンディングになること無く、スピーディな受注を勝ち取りましょう!
![](https://assets.st-note.com/img/1656911294141-VDLWOqCXbn.jpg?width=1200)
プレゼン資料にプレゼンしてもらおう!
プレゼン資料で、1番目に大切なことは「赤」で書き、2番目に大切なことを「青」で書く、、、という方を時々お見受けしますが、これは実は、とてももったいないことです。。。
先のセクションで申し上げたように「赤」と「青」には「考えなくても分かってしまう正反対の力」が宿っています。
「正反対」ってどういうことかと言うと、
「赤」と「青」は対等である
ということです。
そして、
物事を2つの面から見ている
ということでもあります。
なので、
1番目に大切なことは「赤」
2番目に大切なことは「青」
という風に、
「大切なこと」という1つの面で「赤」と「青」を同時に使ったり、
「赤」の補足で「青」を使うというやり方は、
「赤」と「青」の真理に則っていないので、プレゼン資料を見たお相手の頭に、スッと入って来ません。
説明しないと分からないプレゼン資料になってしまいます。
説明しないと分からないプレゼン資料、言い換えると説明すれば分かるプレゼン資料ですが、、、説明できる場があるということは、ある意味とても幸せなことなので、それがスタンダードだとは思わない方が、準備としては周到です。
以前のカラー戦略マガジンでも書きましたが、私は新卒の時に超ブラック企業に入社し、月末になると「てめぇ、帳尻合わせろよ。数字持って来いよ!」と上司に怒鳴られながら、投資用不動産の営業をしておりました。
投資用不動産って生活必需品じゃないので、そう簡単に売れるものでもなく、見込客に無理矢理アポイントを取り、ちゃんと説明させてもらえずにアポイントが終了してしまうこともザラでした。
奥様が玄関先で資料だけ受け取って、はいサヨウナラ、ということもしょっちゅうでした。
そういう苦い経験をたくさんして「説明する場が無くても、分かってもらえる資料を作ろう!」と思い立ったのが、今の私の礎になっています。
そういうしんどい経験から「ビジネスカラー戦略®」を思い付き、20年後に特許も取っちゃうんですけど、、、それは、投資用不動産の営業がそれほど辛い経験で、もうイヤだ!と思い、その思いが熟成されたからです(笑)
ムダな経験は無いとは言え、あの経験はもうしたくないですが(笑)「プレゼン資料をちゃんと説明できる」ということは、当たり前のことではなく、恵まれた環境なんじゃないかな、と思います。
私が、説明できる場があるということをスタンダードだとは思わずに、周到に準備しよう!と思うようになった背景は、こういう過去にあります。
そしてさらに、こちらがヤル気満々でプレゼン資料を作成して、相手側に聞く意思があったとしても、当日何が起こるか分からないのが「プレゼン」だとも思っています。
当日、相手側に急用ができたり、他に優先順位が高いことが横から入って来たりして、相手側の集中力が薄くなることも想定しておいた方が、準備は万端ですよね。
相手側の活力やヤル気がいつも高いとは限らないわけですから、低い時に照準を合わせてプレゼン資料を作っておいた方が、分かりやすさは増しますし、想定外の場面にも対応できますね。
最悪、ちゃんと説明する時間が取れなかったとしても、プレゼン資料がプレゼンしてくれれば、再アポイントに繋がったり、相手側が自分で理解してくれたりしますので、受注率のアップも見込めますね!
そんなプレゼン資料を作成する際に、「赤」と「青」の真理は無くてはならないものなのです!
具体例を、次のセクションでご説明しますね!
![](https://assets.st-note.com/img/1656911690997-nXLUERPaDE.jpg?width=1200)
プレゼン資料の「説得力」は何で構成されているのか?
「赤」と「青」の真理、、、すなわち「考えなくても分かってしまう正反対の力」は、プレゼン資料に下記の事柄を書く時に、最大限に活かされます!
<代表的な具体例>
・メリットとデメリット
・国内と国外
・BeforeとAfter
・旧モデルと新モデル
・マンションと一戸建て
「メリットとデメリット」でしたら、
「メリット」を「赤」で書いて、
「デメリット」を「青」で書く
という使い方です。
このように、正反対の意味を持つものを比較して載せるシーンで「赤」と「青」ほどの適材適所はありません!
両者を比較している、または、対になっている、ということが考えなくても分かりますので、とても分かりやすいプレゼン資料になりますし、説明する時間が無かったとしても、分かってもらえます!
そして「物事を2つの面から見ている」という意味も込められますので、一方的な自分語りのプレゼン資料になることを、避けることもできます。
例えば、メリットしか書いていないプレゼン資料って、押しだけが強いので、信用できませんよね(笑)
「物事を2つの面から見ている」プレゼン資料は、公正で、冷静です。
公正さと冷静さが共感を呼び、信頼されます。
そこに元々の「分かりやすさ」も加わり「説得力」に繋がるのです!
あ、そうそう、よくいただくご質問に「どっちに赤を使えば良いんですか?」というのがありますが、答えは「どっちでも良い」です。
ただ「赤」はとても目立つ色ですから、目立たせたい方や売りたい方に「赤」を使い、残りの一方に「青」を使うと、お相手のご理解も、よりスムーズになると思います。
決して、
1番目に大切なことは「赤」
2番目に大切なことは「青」
というような、
「赤」と「青」の真理に則っていない使い方をして、お相手を煙に巻くことが無いよう(笑)今日からやっていきましょう!
本日のカラー戦略的結論
「赤」と「青」は、宇宙の真理ならぬプレゼン資料の真理
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
色彩設計師® 目黒潤
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