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【身体】意識>感覚
患者さんの身体は“実際の身体”ではなくて“検査の結果”になってしまった。(養老孟司) 確かに思い当たる節はありますね。 サロンにいらっしゃるお客様でも蕁麻疹やアトピーが突然出て、色々アレルギーの検査など試してみるも『異常なし』。お医者さんからは『原因不明』。なかなか良くならず苦しまれている方が多くいらっしゃいます。もちろんお医者さんを責めているつもりではありません(し、そんなことを申し上げる身分でもない)だけど、こんな時代だからこそ、より自分自身の感覚を研ぎ澄ますこと、そして自分自身にもっと目を向けることが必要なのではないかな、と思います。結局自分を守れるのは自分だけ、です。小さなストレスに気づいたり、小さな身体の変化に気がついたり、少しだけど散歩してみると気持ちがいいなあ、と気がついたり、ツボを押してみて、気持ちがいいと気づいたり。数値で表せるもの、視覚で確認できるもの以外でも『感覚的に』自分のことを察知してケアしていけるようになりたいですね。