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コミュニケーションの原点は「双方向」 ー“不確実”な医療情報を、われわれはどう理解し、共有すべきか(2019年冬号より)
医療現場では、とかく“伝わらない”ことが課題となる。 その原因は、医療者と患者の間においては専門知識の差、医師や看護師といった多職種の間においてはひとつの事象を捉える思考フレームの違いであると言われたりする。医療や健康にかかわる情報を、私たちはいかに理解し、伝えればよいのか。「ヘルスコミュニケーション」の研究に携わる中山健夫氏に伺った。 お話・中山健夫氏(京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学) 医療情報が広がる3つの次元公衆衛生、疫学を専門と