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HSPで聴覚過敏の私にとって、この世界はちょっと生きづらい。

学校には、苦手がいっぱい。
たくさんの人、大きな声、男の人の笑い声。
取り戻せない静寂、収まらないざわめき、どこにいても誰かの気配。
HSPで聴覚過敏の私にとって、この世界はちょっと生きづらい。

私は自分のことHSPって思ってるけど、もしかして発達グレーなのかなぁって最近思ってたりもして。
人が苦手とかはHSPなんだけど、なによりも音が圧倒的に苦手なんだよね。
物音がすると集中できなくて、話し声が1番ダメ。
勉強中に聞こえるとイライラして、お願いだからどこかに行って、私の静寂を壊さないでって思ってる。
目の前のことが手につかなくなって、その話し声が消えるまでずっとプチパニック。
これは高校生の頃からずっとそうで、思い返せば幼少期からそうだった。
隙間風とかもすごく嫌で、なんでぴっちり丁寧に閉じてくれないの!って感情が大きく揺れ動いちゃう。
でも、話し声も隙間風も、世の中の大多数の人は自分ほど苦手じゃないし気にならない。
こっちがどれだけ祈るような気持ちで、静かにしてよって思ってても、なんで隙間なく閉めるってだけのことをしてくれないのって泣きそうな気持ちになるほど神経が昂ってても、世の中の大多数の人にとっては些細なこと。
ううん、ちょっと嫌なだけで耐えられることで、その感情のぐらつき方に大きな差があるからこそきっとしんどいんだよなぁって思う。
この日本って国のシステムは、勉強ができさえすれば割とやっていけちゃうシステムだなと日々思っていて。
小中高大、私はいつもわりと優等生。
小学生の頃から私は隙間風が苦手だったし、些細な物音で、廊下を歩く誰かのはしゃぎ声とかで、ものすごく気が散って嫌だった。
そういうちょっとした苦手に気づくために、学校ではアンケートとかやるんだよね。
でも、私は世の中のことをそこそこ知っている子どもだったから、こうやって小さな物音で気が散ってるっていう選択肢に丸をつけたら、何かちょっと凸凹が大きい子って認識されるんだろうなって思って、丸しなかったりとかしてた。
元々活字を読むのが大好きなのと、数の感覚が割とある方だったので勉強はかなりできて、優秀な中高一貫に進学した。
でもぐるぐる思考と自責思考が強いから、特定の個人に馬鹿にされ続けて不登校になっちゃった。
通信制高校に転校して、私の元に残ったのは、不登校時代の中学生の勉強の借金、対人恐怖、ゼロになった自尊心。
勉強頑張って、メンタルやられて、それでもなんとか大学生になって。
勉強をすること以外であまり自分の価値を見出せなくて、人からキツいことを言われると恐怖で立ち直れなくなる。
おうちの中は安全で、安心して、でもおうちにずっといたら、また学校に戻れなくなるんじゃないかって怖くて。
だから頑張って頑張って糸が切れる。
今はちょっとずつ対人恐怖も治ってきて、少しでも多くの人とか関われたらなって思ってる。嘘、本当は、自分に優しくしてくれる人しかいない狭い狭いコミュニティで、嫌なことを言われずに、馬鹿にされずに生きていきたい。

私は誰のことも馬鹿にはしないから、攻撃しないから、危害を加えないから、だから私のことはお願いだから放っておいてよっていつも思ってるけど、その願いってあんまり叶えられないよね。
自分を犠牲にしてでも人に自分の持てる全ての優しさを差し出そうとしてしまう人間だから、その優しさに絶対に応えてくれる優しい人だけを大事にしていきたいなって思ってる。
生きるの上手になりたいな。

何がなんだか分からないnoteになっちゃったけど、これが今の頭の中の全部。
noteは自分の内側を言語化して自分を楽にするためのものとして使っていきたいと思ってるけど、おなじHSPさんとかに、この苦しさって他の人が言語化するとこうなるのか、なんて気を楽にするために役立ててもらえることがあれば嬉しいです。

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