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『婚活マエストロ』第4話「婚活探究者」を読んで、現在の婚活事情を学ぶ
インターネットの検索窓に「婚活パーティー」と入力すると、様々なサイトが表示されます。
サイトを開いてみると「すぐ行ける婚活パーティー」「40歳以上」「再婚希望者」などのワードが並んでいます。
少子高齢化が進む日本において、婚活ビジネスの市場規模は拡大傾向にあります。
消費者庁の予測によると、オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場規模は、2026 年には1,657億円に達すると見込まれています。
参考サイト:消費者庁:マッチングアプリの動向整理
⚠️以下、ネタバレを含みます。
まだ、本作を読まれていない方はご注意ください。
宮島未奈著『婚活マエストロ』を読み進めており、現在「第4話:婚活探求者」を読み終えたところです。
「第1話:婚活初心者」では、オーソドックスな婚活パーティー、「第2話:婚活傍観者」ではシニア向けの婚活パーティー、そして「第3話:婚活旅行者」では、婚活バスツアーの企画が描かれていました。
第4話は、これまでよりも大規模な、約80人が参加するパーティーが舞台となります。
主人公の猪名川健人は、こたつ記事の執筆で生活をしているWebライターです。
彼は、ドリーム・ハピネス・プランニングという静岡県浜松市に所在する、小規模な地元企業が主催する婚活パーティーに参加したり、スタッフとして手伝ったりしているうちに、婚活に興味を持つようになります。
そして、他社が主催する大規模な婚活パーティーに申し込み、参加します。
これまでの少人数のパーティーとは違った形式と雰囲気に戸惑いながらも、参加者とコミュニケーションを図ります。
すると、そこには意外な人物も参加していました。
さて、その意外な人物とは?
そして今回、主人公の猪名川健人はカップル成立となったのでしょうか?
気になる方は、ぜひ、本書『婚活マエストロ』を読んでみてください。
私は今年で還暦を迎え、妻と結婚をしてから34年が経ちます。
なので、婚活パーティーというものには無縁の生活を送ってきました。
しかし、本書を読むことで現在の婚活ビジネスの状況を学ぶことができ、楽しみながら読み進めています。
普段の生活とは縁のない世界を仮想体験できるのが、読書の醍醐味です。
また、さまざまなビジネスや社会の変化を知ることができるのも魅力のひとつです。
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