そろそろ登山ではマスクをしなくても良さそうかな。
先日、那須岳を登ったときに感じたことがあります。
それは、マスクをしている人がかなり減っているのでは、ということです。
街を歩いていると、未だにほぼ100%の人がマスクをしています。
屋内のいろんなお店でも、マスクを付けていないと入店すらさせてくれない店がほとんどです。
居酒屋でもそうです。「マスクの着用をお願いします。」とかいう表示が店の前に貼られていたりします。
でも、お店の中に入ってみると誰もマスクをしていません。
都内の有名な高級ホテルで会食がありました。
そこでもやはり「マスク会食」というルールでした。
結婚式の披露宴のような丸いテーブルで着席での会食でした。
その丸いテーブルには、隣の人との間にアクリル板が置かれています。
流石に高級ホテルだけあって、アクリル板の厚みが1センチくらいある分厚いものが聳え立っているのです。
ご親切に一人一人の席に「マスクケース」なるものも置かれていました。
食事中はマスクをはだかでテーブルに置きっ放しにしないで、このケースに入れてくださいね、ということです。
会食が始まると、同じテーブルの人同志での会話が始まります。
黙って食べているだけでは会食になりませんから。
ところが話している相手の話が聞き取れないのです。
何度も聞き返してしまって、隣の席の人とすら会話が成り立ちません。
そう、アクリル板が分厚すぎるのです。
アクリル板が分厚いことによって、感染予防の効果が上がるとは思えないのですが。
結局、声が聞き取り辛いのでアクリル板からお互い顔を外して話すことになります。
もちろんいちいちマスクはしません。
なんか、こう言った矛盾がいっぱいあるような気がしますが、日本に住んでいる限り、周りに同調するのが一番楽でいいので仕方のないことです。
登山道はかなりマスクをしなくてもいい感じになってきています。
もうええ加減マスクは嫌や、と感じている人には登山をすることをお勧めしたいです。