【読書】『三河雑兵心得・砦番仁義』|第3章:東遠州の山賊|舞台は牧之原
2年間ほど、静岡で仕事をしてしていた時期がありました。
静岡の名物といえば、なんといってもお茶が有名です。
小学校の水道の蛇口を撚れば、お茶が出るというような都市伝説もありました。
実際にお茶が出てくる水道は、見たことはありません。
しかし言えることは、どこのお客さんを訪問しても、出されるお茶はとても美味しいのです。
静岡の人の、お茶へのこだわりを感じました。
夜になって居酒屋に行くと、ビールのあとは決まって静岡割りを呑みました。
静岡割りとは、緑茶割りのことなのですが、東京で飲むような黄色っぽい緑茶割りではなく、本当に濃い緑色をした緑茶割りでした。
緑茶割り(静岡割り)というのは、お酒でありながら、なぜか体にいい飲み物のように感じるのが不思議です。
呑みすぎると、やはり次の日はしんどくなります。
『三河雑兵心得・砦番仁義』「第3章:東遠州の山賊」の舞台は、牧之原台地です。
静岡市内から浜松市内のお客様のところに訪問する途中で、必ず立ち寄っていたのが、東名高速道路の牧之原サービスエリアでした。
牧之原台地一体がお茶畑のようなところで、牧之原サービスエリアのすぐ隣もお茶畑でした。
歴史小説の舞台になる土地を、Googleマップで検索しながら読むのが好きです。
今回も、検索してみました。
小山城から相良砦を経由して、高天神城に行くルートです。
距離は29.7kmで、徒歩で6時間58分もかかります。
現代なら、車で30分ほどで移動できます。
これだけを見ても、戦国時代は大変だったんだろうなと思います。
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