【登山】黒斑山|雲海と浅間山を満喫
久しぶりに山登りをしてきました。
当初は、栃木県の茶臼山(那須岳)に登ろうという話だったのですが、風が強そうだということで、急遽群馬県と長野県の県境に位置する、黒斑山に向かいました。
天気は快晴で風もなく、景色も良くて最高の山行となりました。
登山コースの紹介
今回は、車坂峠登山口から黒斑山を越えて蛇骨峠まで目指しました。登山口のある車坂峠の標高は1970mなので、単純な標高差は、434mということになります。
実際にはアップダウンがあるので、登りは588メールとなり、歩いた距離は7.4kmと、このところ運動不足の私にとっては、ちょうどいいリハビリになりました。
いきなり絶景が現れる
車坂登山口の黒斑山表コースから入山し、15分ほど樹林帯を登ると、いきなり雲海を見下ろせる開けた場所に出ました。
雲海の向こうには八ヶ岳や富士山も見えます。
大体、登山というのは、1時間以上樹林帯を登らないと、絶景には巡り会えないものです。
それが15分程度で景色が開けるのですから、感激です。
しかし、今回の山行では、その景色はほんの序章でしかありませんでした。
最初から最後まで雲海を楽しむ
雲海というのは、午前中は見下ろせても、それが山伝いに上がってきてガスとなり、急激に視界を悪くするものです。
そう思っていたのですが、この日は珍しく登山をしているあいだ中、ずっと雲海を見下ろせました。
また、この季節、空気が澄んでいて雲海の向こうの山並みまで見ることができました。
遠くに見える北アルプスの山並みは、特に迫力があります。
iPhoneのカメラでは限界があり、その迫力をお伝えできないのが残念です。
雄大な浅間山を間近に見る
道中、雲海を見下ろしながら、そして浅間山を眺めながら歩くことができます。
歩いていくにつれて、浅間山がどんどん近づいていきます。
今まで登ってきた登山のなかでも、これだけ眺めのいい状態が続く山行はありませんでした。
そして、目指していた蛇骨岳からは、噴煙をあげる浅間山が目の前に迫ります。
黒斑山に登るなら雪のあるときがおすすめ
黒斑山に登るのは、今回が初めてでした。
慣れない雪山ということで心配だったのですが、雪が程よく締まっており、軽アイゼンがあれば、十分歩きやすい状態でした。
夏山の岩の上を歩くよりも、アイゼンを付けて雪の上を歩いた方が、歩きやすいのかもしれません。
雪のある季節は、白い山並みが見れることと、空気が澄んでいて、遠くまで見渡せることができます。
もし、運が悪くて景色が見れなくても、樹氷を見るだけでも価値があります。
雪山に登るには、それなりの装備は必要ですが、黒斑山なら初心者でも安全に登ることができます。
黒斑山に登るのなら、雪のある時期が、絶対におすすめです。
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