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【読書】田内学(著)『きみのお金は誰のため』|お金のことを学んで、幸せな社会人生活を送ろう。

田内学(著)『きみのお金は誰のため』という本を、本屋さんで見かけてからずっと気になっていました。
「積読本」が消化しきれない状況ではあるのですが、最近、お金について考えることがあったので、思わず購入したのです。

以前、『お金の向こうに人がいる』という田内学さんの本を読んで、とても感銘を受けていました。

著者の田内学さんは、元ゴールドマン・サックスの金利トレーダーです。金融とか経済とかの話となると、どうしても難しい話になってしまうのですが、田内学さんの著書は、とても分かりやすく解説をしてくれています。

私たちは生まれてから、物心がつくと、直ぐにお金というものを意識します。
お小遣いやお年玉をもらうと、嬉しい気持ちになって喜びます。
それがいつの間にか、お金がないと辛くて不安という気持ちになっていきます。
そのため、お金を増やしたり、貯めたりすることに、必死になります。
お金というのは、幸せになるための道具であるはずなのに、不幸になる原因になってしまうのです。

4月から初めて社会に出る人も多いと思います。
社会人になると、結果を求められます。
その結果は、数字で表されます。
そしてその数字の単位の多くは、「円」が使われるのです。
そうすると、知らず知らずのうちに、働く目的が、「円」を増やすことになってしまうのです。
それって、幸せなことなのでしょうか。

田内学さんの著者は、お金について分かりやすく解説してくれています。
新入社員のみなさんには、田内学さんの著書を読むことを、是非おすすめします。お金とは何かということを学んでおけば、この先、幸せな社会人生活を送ることができるでしょう。

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