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粕谷哲著『図解 コーヒー一年生』|焙煎屋さんとの会話を楽しみたい
外出先で、一息つこうと思ってカフェに入ろうとしても、どこも満席だったという経験はありませんか?
それほど多くの人がコーヒーを楽しんでいます。
なぜ、こんなに多くの人が、真っ黒で苦いだけのコーヒーを好んで飲むのでしょうか?
私も1日に4、5杯ほどコーヒーを飲みます。
最近は、近所に焙煎屋さんを見つけて、豆を買いに行くようになりました。
そこは、小さなお店ですが「ブラジル」「コロンビア」「グァテマラ」など、産地が書かれたショーケースに、焙煎された豆が並んでいます。
そして、それぞれに簡単な味の説明も書かれています。
「フローラルでフルーティー、そしてまろやかな口当たり」
この表現で、どれだけの人がコーヒーの味をイメージできるでしょうか?
黙って眺めていると、お店の方がさらに解説をしてくれることもあるのですが、今ひとつピンときません。
いつも気恥ずかしい思いをしながら、なんとなくコーヒーを買っています。
焙煎屋さんと、少しでも会話ができたらいいのになといつも思っていました。
そこで、コーヒーについて一から学んでみようと思い、本書を手に取りました。
ページを開くと、図解や漫画が多く挿入されています。
これなら割と容易に理解ができるかもしれません。
本書を読みながら、コーヒーの世界を味わってみたいと思います。
そして、焙煎屋さんと楽しい会話ができることを目指します。