【読書】今村翔吾(著)『塞王の楯』「第二章 懸」〜戦国時代の石垣は重要〜
今村翔吾(著)『塞王の楯』を、読み進めています。
映画やテレビドラマで、良く戦のシーンがありますが、実際に戦国時代の戦とは、どういうものだったのでしょうか?
今、ヨーロッパの西側で発生している戦の映像を、リアルに見る事が出来ます。
しかしそれは、ミサイルや戦車、銃器を使った戦です。
戦国時代の主な武器は鉄砲や弓矢、それに槍です。
その様な武器からお城を守るためには、石垣は重要です。
ただ、高くて堅い石垣を積めばいいというものではありません。
敵の動きを予測して、レイアウトを考えるのが重要です。
敵の動きを予測するには、人間の心理を読む必要があります。
現在はハイテクの世の中になって、無人のドローンなんかも利用されていますが、実際の戦はゲームではありません。
最終的は人と人との殺し合いです。
そして人というのは、基本的に自らの命を犠牲にしようとは考えません。
囚人といえども、自分の命が惜しい筈です。
地球上では、動物同士が殺し合うことは、当たり前に行われていますが、考えてみると、武器を使って殺し合う動物は人間だけです。
歴史を学ぶということはある意味、戦を学ぶということでもあります。
そもそも、人間同士が武器を使って殺し合う理由が、良くわからなくなってきます。
人間は、いつまでも戦を繰り返すのでしょうか。
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