ワコール社製CW-Xを装着して登山をしてみた。
夏に登山をすると、ハーフパンツにタイツの人をよく見かける。
なんかオシャレで意識が高そうに見える。
私もその意識が高そうに見えるグループ近づこうと、ワコール社製のCW-Xという商品を購入し、早速登山に出掛けてみた。
ジェネレーターモデルを購入
ワコール社のCW-Xは、あの大リーグで大活躍された知る人ぞ知るイチローさんがCMをしており、沢山のアスリートも愛着されているスポーツタイツである。
モデルは3タイプあり、私が購入したのは下半身フルサポートモデルのジェネレータモデルというもの。
メーカー希望小売価格は20,900円(税込)である。
丹沢(塔ノ岳)に登頂
4月8日、有給休暇を取得し神奈川県の丹沢山地、塔ノ岳を目指す。
コースはヤビツ峠からの通称、丹沢表尾根である。
塔ノ岳の標高は1,491メートルとそんなに高くない山であるが、このコースは最大高低差801メートル、歩行距離約7キロメートルあり、アップダウンの繰り返しで、累計の上りは軽く1,000メートルを超える。
実は過去に3回このコースを登っているが、そのうち2回、途中で足が攣ってしまい、ヒヤヒヤした経験がある。
生まれて初めてワコール社製の商品を身につける
ワコールというと、女性用の下着のイメージが強い。
ワコール社製の商品を身につけるのは、生まれて初めてとなる。
最初、履いた感じはやはり圧迫感がある。
それと今回、ハーフパンツではなく長ズボンの下に履いたのだが、生地の薄いタイツとはいえ、一枚多く身につけることによって暑く感じる。
夏は、ハーフパンツとタイツのセットが丁度いいのかもしれない。
登山中は履いているからといって、足を上げるのが楽になるとかいう感覚はあまり感じられなかった。
足が攣ることもなく、膝痛にもならなかったのはCW-Xのお陰なのか、ペース配分を含めて登山スキルがアップしたのかどちらなのかわからない。
装着した時としない時の純粋な比較ができないので、残念ながらなんともいえない。
しかし、長時間歩いていて疲れが出てくると、なんとなくサポートされている気にもなってくる。
これはいわゆるプラシーボ効果なのか。
下山途中で足を捻る
下山の途中で左足の着地に失敗し、足を捻ってしまった。
CW-X ジェネレーターモデルは、腰、股関節から脹脛まではサポートしているが、足首までサポートされていない。
ハイカットの登山靴を履いていたのが幸いしたのか、歩けないような痛みになることはなく、その後はゆっくりと下山することができた。
登山で怪我をしやすいのは上りよりも下の方が多いと言われている。
足が疲れてくるというのもあるし、着地の衝撃は上りよりも下の方が大きくなるためであろう。
緊張感が薄れるというのも原因の一つかもしれない。
翌日の状況と、登山をするにあたって大事なこと
翌日、太ももと脹脛の筋肉痛はいつも通りあるが、膝痛は全くなし。
膝のサポートには効果があったようだ。
それよりも、下山中に捻った足首に少しばかり痛みが残っている。
あの時、もう少し強く捻っていたらと思うとゾッとする話だ。
道具などの装備のサポートに頼るのもいいが、やはり大事なのは普段から体を鍛えて体力をつけることと、歩く技術を身につけて経験を増やすことが最も重要なことだと痛感する。