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石黒圭(著)『ていねいな「文章大全」』で、敬語について学ぶ。
ここ最近、大事なお客さんにメールを送らせていただくようなことが続きました。
そういったときに悩んでしまうのが、敬語の使い方です。
そこで、本棚から、石黒圭(著)『ていねいな「文章大全」』を取り出しました。
『ていねいな「文章大全」』は、最後の「さくいん」まで含めると、527ページもある分厚い書籍です。
タイトルの通り、一般的な文章の書き方が、全て網羅されている、とても便利な書籍です。
緊張する相手に、文章で何かを伝えるときに陥ってしまいがちなのは、敬語の過剰使用をしてしまうことです。
私がよくやってしまうのが、二重敬語です。
お客様がロビーにお越しになりました。
でいいところを、
お客様がロビーにお越しになられました。
と書いてしまいます。
もうひとつ、ついついやってしまうのが、「させていただく」敬語です。
締切は8月10日といたします。
でいいところを、
締切は8月10日とさせていただきます。
と書いてしまいます。
もしかすると、読まれた方は、違和感を感じないレベルかもしれませんが、出来れば正しい日本語を使いたいものです。
テキストコミュニケーションがとても重要な時代になりました。
『ていねいな「文章大全』を本棚に置いておけば、文章を書いていて困ったときに、必ず役に立ちます。
読み物として、通読しても楽しめる内容ですが、かなりのボリュームなので、読了するには時間がかかるでしょう。
先ずは、買っておいて損はない一冊です。