【読書】pato(著)『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である。』を読了。
pato(著)『文章で伝えるときいちばん大切なものは感情である』という本を、読み終えました。
著者のpatoさんの文章を読んでから、自分の書いた文章を読んでみると、ほんとうに恥ずかしくて一括削除したくなります。
それでも読んでいただける方がいて、スキを押していただけたりして、ありがたい限りです。
世の中には、無限と言っていいほど文章に溢れています。
基本的にそれぞれの文章には、誰かに向けたもので、そして目的があります。
メールに書く文章は、特定の人に向けたものであり、受け取った人が内容を理解して、行動を促すという目的があります。
新聞記事は、不特定多数の人に向けた文章で、事実だけを伝えます。
新聞記事で感情を伝えることはありません。
不特定多数の人に、感情を伝えることを目的にした文章もあります。
感情を文章で伝えるには、技術が必要です。
悲しい出来事を「悲しかった」と書いたり、嬉しい出来事を「嬉しかった」と書いても、感情は伝わらないのです。
どのくらい悲しいのか、どのくらい嬉しいのかを伝えるには、「悲しい」とか「嬉しい」と書いてはいけないのです。
では、どのように書けばいいのか。
そこが文章を書くことの難しいところであり、奥深いところです。
文章全体を通して、感情が伝わるように書く必要があります。
状況や理由、そして経験などを含めた文章であれば、具体的な感情を書かなくても伝わります。
こうなると、テクニックとかいうレベルの話ではありません。
patoさんの文章を読んでいると、ヒントが見つかるでしょう。
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