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メダカと私 卵の孵化

毎年、水温が20℃以上になる春~秋はメダカ産卵時期。それと同時に、「卵の孵化」の時期でもあります。

卵をメダカから採る = 採卵 と 卵の神秘ステージ = 孵化 

メダカ飼育の2大醍醐味だと思っています☺

メダカの卵

メダカが産卵を始めるのは水温がだいたい20℃以上になってからです。時期でいえば春先です。 
室内飼育で日当たりの良い窓際に置いておくと、もっと早くから産卵開始します。我が家の2024年初産卵日は「3月8日」でした。その当時はちょうど日当たりばつぐんの暖かい窓際に水槽を置いていました。

産卵開始すると、毎朝のルーティーンは採卵。
どうやって採卵するのか??

🐠メダカを手の平に乗せ、お腹から👉の腹で「ぴっ!」と取る
🐠ホテイ草、水草についた卵を取る

以前は産卵床を自分で作って、水槽に浮かべ、そこについた卵を取っていました。
でも、飼育年数を重ねていくうちに、「👉で取る」と「水草についた卵を取る」方法になりました。

メダカは一回に何個の卵を産むのか?
我が家のメダカデータでは、

1匹=20個~30個
5匹から採卵の場合 30個 x 5匹=150個(MAX)

めだかを自分で飼育し始めた頃は、ただただ水草についた卵を眺めていただけでした(笑)
産卵してもどうしていいのかわからなかったからです。
採卵方法はYu-tubeを見て勉強しました。色んな方法がありましたが、自分に一番合った方法「👉で採卵」を選びました。 これは私にとって一番効率的に、上手に採卵できる方法だったから。 多分ですが、小学生の頃父親が指で採卵していたことが影響しているのかもしれません。

メダカの卵 孵化

採卵した卵は、親と別の容器、水槽に入れ飼育します。

一般的に卵を飼育する水は「水道水=カルキを抜いていない水」。
メダカ飼育の水は「カルキ抜き」なのに、どうして卵は「水道水」なのか?と不思議に思ったものでした。 

その理由は、水道水に入っている「塩素」が水カビ発生から卵を守ってくれる!からです。

水カビって、こういうのです! 写真は水道水でない水槽の水の中の卵の状態です。

水カビがはえた卵


卵は何日くらいで孵化するのか?

孵化のシステムは明確で、一般的に以下の数式でどのくらいで「孵化」するのかがわかります。

水温25℃ x 10日間 = 250℃ = 孵化

卵が合計250℃、水の中に浸かっていたら孵化することになります。
誰かがこの数式を観察してあみだしたんですね! 観察した方、すごいです。

水温が30℃以上、35℃くらいになる夏場は、1週間以内に孵化です。
冬場でも、ヒーターを使って水温を25℃以上に保てば、上の数式の日数で孵化することになります。

我が家は、「自然に従う飼育」方式なので、一度もヒーターを使ったことがありません。ですので冬場は産卵、孵化は皆無です。

孵化 神秘ステージ

卵が孵化するまでは、透明の卵の中は神秘のステージと化します。
細胞分裂、目が出てくる、背骨ができる、体がくるくると回る。そして卵から飛び出る!

それはそれは、神秘の瞬間の連続です。

孵化したら 針子

卵が孵化してメダカが卵から出た瞬間、針子の誕生です。
孵化後約2週間のメダカは「針子」と呼ばれています。

ほんとに針のように細い細―い、小さな小さな生命体です。

次回の記事では、「針子」のアルバムをご紹介します。


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