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20230513麒麟俳句会。

この回は、直前の5月10日が結社誌の投句〆切でした。句会には毎回5句、結社誌には10句を投句するので(結社誌の方は10句未満でもよいのですが)、合計15句を仕上げなくてはならず、ゴールデンウィークの仕事でぐったりした体(に付随したボンヤリ頭)にはなかなかハードなものがありました。
結社誌は季刊つまり年に4回なので、3カ月に一回はこんな感じにの〆切祭りになるのですが、それでも作るのが楽しいなって思えているので、俳句との距離感はとてもいいのだと思っています。

さて、この日は、先生含めて38名、190句が集まりました。

この日の先生のお話で、印象にのこったこと。
・飴山實さんの言葉「俳句を良くしたければ、心を磨きなさい」
・深見けん二さんの、介護についての句を紹介されて、「一般的にマイナス要素な事柄をプラスに詠んでいる。これが俳句の魅力!」

いろんな方の句をもっと読んで勉強したいです!

この日に選や先生からのアドバイスを戴いた句。

ナン作る音の響くや卯月尽

そろそろ夏が来る、という感じが出ている、とおっしゃっていただけて嬉しかったです。

ネクタイの少し長くて一年生

「ネクタイの少し長くて入学子」としていたのですが、「一年生」でよいのかも?とのアドバイスを戴きました。

両切りのピース供へて若葉雨

若葉雨、ではなくて具体的な忌日でもよかったのでは?と先生からアドバイス戴いたのですが、どうにもうまく直せなくてそのままです。
これは実は、ミステリー作家の原尞さんの追悼句でした。
今年は、自分が好きだった方の訃報が相次いでいます……。

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