マガジンのカバー画像

はいくのはなし。

28
運営しているクリエイター

記事一覧

20250112麒麟俳句会。

この日は、先生含め29名の参加。 新年初句会です! 持ち寄り5句の中から、この日選をいただけた句。 こまを回す時、回ったのを見ている時の緊張感を詠んでみました。 うちのメダッチを詠んだ句。 初めは「それぞれに初夢を見よ小さき魚」とか「それぞれに初夢見るや小さき魚」とかだったんですが、「初夢」は「見る」ものだから「見る」は要らないのでは?という俳句の先輩からのアドバイスがあり、変えてみたのでした。 この日は他に、席題で、「年玉」と「初景色」でも詠んだのですが、そちらは選

20241214麒麟俳句会。

この日は、29名の参加。 午前中の開催だったのであまり集まらないのでは?と思ったのでちょっとびっくりしたけれど、もしかしたら、今年最後の句会だからと来た人も多いのかも知れない。 持ち寄り5句の中から、この日選をいただけた句。 テレビで、ウィーン少年合唱団のコンサートを観たところからできた句でした。でも、季語が他でも合うような気もするなぁ……。 この日は他に、席題で、「毛皮」と「火鉢」でも詠むことに。 席題が出された時に、句友さんと「毛皮の本物に縁が無いから難しいー」と

20241110麒麟俳句会。

この日の参加は、先生入れて24人・118句。朝だった割に?参加者が多め。 持ち寄り5句のうち、並選をいただけた句。 「夜学子(やがくし)」という季語からイメージをたどってできた句。 そういえば最近、お蕎麦屋さん行ってないなぁ。 席題(当日にお題が決まってその場で作句する)は、時間的に行いませんでした。 この日の先生のお話では、 ・たくさん作る中でポンと名句が出る。 ・2、3ヶ月ではなく10年20年といった長いスパンで自分の句をとらえるとよい というが印象的でした。そ

『麒麟』2024年秋号。

せっかくなので(?)、結社誌に載った自分の句を、写真と合わせて載せてみようと思います。 結社誌への投稿は、1人10句まで。 その中から、先生が選んでくださった何句かが、掲載されます。この時、「どの句が載ったのか?」よりも「どの句が選ばれなかったのか?」をしっかり考えることが大事、とかねがね先生はおっしゃっています。 今回は、10句のうち、掲載は次の6句でした。 寝苦しい夏の夜。スマホが遠くで鳴っているのは聞こえるけれど、でもあの着メロは会社からだし、出たくないけど出ない

20241014麒麟俳句会。

この日の参加は、先生入れて29人・143句。 三連休最終日、というのがどう影響したのか、しなかったのか。 あ、タイトル画像は、当日が「鉄道の日」だったので、行く途中になんとなーく撮ってみた貨物の後ろ姿です。 持ち寄り5句のうち、並選をいただけた句。 競技はことごとく負けたけど応援は勝ってたよね!という、クラスの仲の良さそうな雰囲気が出ている、とおっしゃっていただきました。こういう実体験は無いんだけど、何か作れてしまった不思議。そんな高校生活(朝井リョウさんや千葉聡先生が

20240926麒麟荻窪句会〜カレー句会デビュー〜

いつも行っている東京句会に急用で行けず、前から気になっていた荻窪句会がちょうどスケジュールが合ったので、デビューしてきました。 荻窪句会は、最大20人までと人数が決まっているため、選が入らなかった句にも先生が一言ずつアドバイスをくださるので、勉強になる、と好評なのです(東京句会の大人数もそれはそれで好きだけど)。 句会の流れは、 それぞれ短冊に句を書いて提出(ひとり5句) ↓ お食事タイム ↓ 句会(選句、互選発表、先生の選発表、選についての感想、先生による講評) という感

20240831麒麟俳句会〜席題初体験!〜

この日の参加は、先生入れて20人・100句ととても少なめ。 次の句会が翌週だったのと、台風で予定が読めなかったりしたのも影響したのかな? 出した5句のうち、並選をいただけた一句。 この少し前に、野球観戦に行ったところからの句でした(実際にはナイターだったしまだ夏真っ盛りだったから雲は無かった)。 さてさて、この日は、参加人数が少なめだからと、先生が、 「では、席題をやってみましょう」 と。 席題とは、その場でお題(季語)が提示されて、それを詠み込んだ句を作るというもの。

20240706麒麟俳句会。

久しぶりのリアル句会参加でした〜。 先生や俳句仲間さんと久しぶりにちょこちょこお喋りできて、やっぱりリアルがいいなぁと改めて感じました。「個別にちょこっとお喋り」って、zoomやメールじゃできないもんね。 この日の参加は、先生入れて22人・110句と少なめ。 開催が午前中だったのも影響しているのかな? 出した5句のうち、並選をいただけた一句。 今の会社はシフト勤務なので、特に夏休みというものはないのだけど(それはそれでどうなの?って思う)。 前に勤めていた会社は普通の月

202406麒麟メール句会。

最近俳句ネタのnoteが、なんだかご無沙汰になっていました。 俳句をやめたわけではもちろんなくて、体調不良やら仕事やらで、句会に5月・6月と行けていなかったのです。 私の参加している結社では、通常の句会の他に、吟行句会やメール句会、Zoom句会などがあります。 5月は、通常の句会に行けないことが分かっていたので吟行句会に参加すべく申し込んでいたのですが、直前に体調を崩して断念。 6月は、通常の句会も吟行句会もZoom句会も都合が合わないことがあらかじめ分かっていたので、メー

20240414麒麟俳句会。

この日は、先生はじめ28名・140句。 気候も良くて(暑いぐらいでした)、お出かけ日和。 先生からは、句集を作る際の並べ方とか、忌日を読み込む際のポイントとか、また、最近は世の中の人の俳句が写生突き詰める系と面白さを求める系味とに二極化してきているのではとか。 そして、そろそろ、結社誌の〆切(1人10句まで)が近づいてますよ、とのリマインド。ひえー。 この日に出した句の一つ。 横浜公園のチューリップ、今年は観に行けてないねぇ……なんて話を俳句の大先輩でもある友人としてい

20240310麒麟俳句会。

この日は、先生はじめ25名の参加。 私は、句会始まってから毎月来ていたのですが、2月だけはコロナに罹って休んでしまったので、久しぶりの句会でした。 25名と落ち着いた数だったので、机をロの字にして、皆さんの顔が見えるスタイルでの開催でした。だいぶ顔と名前が一致(一方的に)してきた方も多くて嬉しい。 この日は井上井月(いのうえ・せいげつ)さんという俳人さんの命日(井月忌)ということで、先生が井月についてお話ししてくださいました。 また、他に、選に対する考え方とか、マイナスな体

20240127麒麟俳句会。

この日は、句会後にオフィシャルの新年会があるよ、ということもあってか、先生はじめ40名の参加。久しぶりにわちゃわちゃしていました。 思えば、初めての句会からちょうど一年。あっという間だったなぁ。 先生からは、結社誌『麒麟』の冬号が郵送され始めた頃だったのでそのお話や、「自分はなぜ俳句をやっているのか?」を新年に考えるといいですよ、というお話も。 俳句が好き、とか、こんな季語もあるのか、という楽しい気持ちが大事、と。 この日、評を戴けた句はこちら。 提出句は「初詣髪の分け

20230826麒麟俳句会。

この日は、先生入れて34名の参加。 少し人数が落ち着いてきたかな? 先生のお話より。 季語との「距離」が大事。距離が近いのがダメとか遠いのがダメとか、そういうことでもない。 また、先生が10月に「災害と俳句」と題された講演をされるということで、関東大震災に関連したお話もありました。 この日、選を戴いた句。 炭坑節だけは何歳になっても覚えてるから体が自然と動くよね、というのを詠んでみました。 初めは「炭坑節だけ加はりぬ」でしたが、「だけ」が他の表現でもいいのかも?とのお話

20231223麒麟俳句会。

この日の参加は、先生含め32人。 年内最後の句会でした。いやぁ一年て早いね。結社の立ち上がりから参加しようかどうしようか、迷っていたのがもう一年前だなんて。 この日の先生のお話は、「省略」のことと、「『未発表』とは?」ということでした。 省略というのは、見たまま聞いたまま全部を句(文字)にするのではなく、書かずに見せるのが大事ですよと。他の人の句を読む時に、「この句はどこがどう省略されているのか?」を考えながら読むと、勉強になるそうです。 未発表、というのは、句会に出した句