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今日から新学期です。
フランスにいる長男含め、みんな学校に行きました。
去年は長女が不登校だったから、当たり前じゃないって知っています。

親もずいぶん悩んだし、成長させてもらったなぁ。

なんとなく好転しだしたのは、私が彼女の特性に気付いて、行けないのはあなたのせいじゃないって話した頃です。私も、親の私のせいでもないと思えました。
ちょうど、自分が世界の中心であるかのような思春期特有の時期が過ぎる頃と重なったのかもしれません。

小学校の頃は特に問題がなかったので、特性を気にしてなかったから、中学校に入って明るみに出た感じです。
女子にはよくあることのよう。


特性について話すかどうかは実は少し迷いました。彼女がもっと自信をなくさないかなぁって不安だったからです。
でも、それは杞憂で、みんなとの違和感の正体が少しわかって、ほっとした様子でした。

特性に気づいた理由は、妹たちでもわかることが長女にはわからないことも増えてきたからです。
もしかして?ってASDを調べたら、あてはまるあてはまる。
見たまましかわからないから、見えてないことは怖い。
なんで群れるのかわからない。
世間話とか必要だとは思わない。
横からの声はきこえない。

トラブルになる理由が見えてきた!

家族と学校にも話し、配慮をお願い。
スクールカウンセラーと相談して、同級生には言わないことになりました。
理由は、いろんな成長段階の子がいて、みんながみんな理解してくれるわけじゃないし、特にいじめっ子たちはここを攻撃してくるから、と。
診断はどっちでもよくて、盾に必要であれば受ければいいという意見もきけました。

特性があることは悪いことじゃないし、周りと折り合いつけながら自分と付き合っていこうって話しました。
彼女がどの程度特性を受け入れているかわかりませんが、まわりの仲間外しする子たちよりは少し早く大人になりました。

「なんで?」
じゃなくて、
「あぁそうなのね。」

子どものありのままを受け入れるって、わかったつもりでもなかなか難しいですね!

ついつい忘れそうになるこのこと、新学期には、思い返さずにはいられません。

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