生活を創ることは健康を創ること

医療は医療だけで完結するのではなく、生活に関わる全体を支援するものではないか?と私は思います。

その理由は3つあります。
1.健康には身体的なものではなく、心、経済などが関係している。
→UHCの考え方に関連。今回のG20にもUHCの話題が出たようです。
2WHOの定義によれば.身体、心、社会が関係している。
3.健康と病気は、表裏といえること。
(専門的に言えば、疾病ー健康連続体)

故に、生活を創ることは健康を創ることだと思います。

考えてみれば、生活は人間の営みの集合です。

ご飯を食べるためには、
*身体機能が問題ないー医師、看護師、POS/T
*買いだしに行くことが出来る-PT
*買い出し先から、荷物を運び帰る-PT
*食材を調理する-OT
*調理したものを食べる-ST
*片付ける-OT
*食べたものを出すー機能面,,,医師・看護師、動作,,,PT

*PT理学療法士 OT作業療法士 ST言語聴覚士

生活要素を分解すると、それぞれの医療職の関わり方が見えてきます。
そして、どの要素が不十分なのかで働く職種が変わります。そうして、徐々に生活を創って(戻して)いきます。

つまり生活を創ることは、その人にとっての健康を創ることだと思います

(仙台AER展望台から望む仙台の町並み)

ここに広がっているまちには、十人十色の生活と健康があります。
そんなことを考えて過ごしてみると、なんだかワクワクしますね✨

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