なぜ、予防に熱量を注ぐか

 私は医療職の視点、患者当人(・家族)双方の視点を少しは想像が付くので、健康というものから医療を変えたい!と思いました。


 日本の現状は、少子高齢化・医療費の高騰・保健医療システムの崩壊・地域格差など多岐にわたっている。その中でも、なぜ「予防」に力を注いでいるのか。
 一つは、保健医療職側の視点からです。医療現場は、多忙で疲弊しています。「予防」をすることで、重症化を防ぐことができます。重症の状態になれば、点滴や呼吸を確保するための酸素マスクや人工呼吸器、心臓の働きの代替えとなるポンプや口から食べることを補う胃に管を通して栄養を確保するものなどが入ります。そうなれば、医療者は管理にとても神経を使います。その為、ケアすることへのストレスがどんどん蓄積していきます。

 一方、患者側から言えば意思疎通の測れないことによる苦痛や呼吸のしにくさや食べる楽しみを奪われ、生きているのか分からない苦痛が伴います。家族側としては、見た目の変化に対するストレスや今後の不安などに曝されます。同時に、金銭面の問題や生活場所の問題に直面します。このように、当人のストレスはもちろん、当人を支える家族のストレスも計り知れません。
 それらを「予防」というもので、少しでも負担を減らせるのではないか?と思ったからです。もちろん、「予防」は万能ではないです。ただ、重症になることは防ぐことができます。
 私は、事故後意識が回復するまでの2カ月余りで床ずれができたことはなかったです。当時の状態は推測でしかありませんが、脳外科の看護師、看護補助者がこまめに体の向きを変えてくれたんだろうと思います。先日聞いた話ですが、体の向きを変えるのも数名がかりで大変だったと聞きました。(当時の私は、現在より10㎏体重が重かったです。)この体験からも、健康管理をして体重を維持することが大切だと思いました。
 また体重が重く、血圧が高くコレステロールも高かったです。まぁ、簡単に言えば生活習慣病ですね(笑)


患者の視点と医療者の視点双方が、少しは想像がつくのでそれを活かしたことをしたいと思いました。簡単に言えば、健康というものから医療を変えたい!という部分が大きいです。

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やなぎ@究明者
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