「夢」のなかの私1~シンガポールへの道中編~
意識障害のあの頃と現在は、全然環境が違う。だが、私にとってはあのとき見た「夢」が鮮明にあり、時として寂しくなる。どんな夢を見たか?って。
ある日、飛行機でシンガポールへ向かっていた。大きな音と熱い環境にいた。しかし、いるはずであるCAの姿も、人の顔もなかった。像としての「人」なら、何人もいた。ここで不思議なのが、離着陸をする光景がないのだ。気が付いていたら、飛んでいた。
飛行機の中の光景で覚えていることは、それぐらいだ。
このことから推測をしてみると、
大きな音…MRI検査?
熱い環境…炎症で発熱していた?
人が誰もいない…寂しさの表れ?深層心理?みんなと一緒にいたい(生きていたい)?
→人の顔がない…孤独
=今に時間を進めれば、近くに人がいないということの暗示?
ずっと飛んでいる=幽体離脱状態?=生と死をさまよっている?
これらのことが、今につながっているところは「人が誰もいない」ことである。
(つづく)
この続きは、6/6に公開予定です。
いいなと思ったら応援しよう!
![やなぎ@究明者](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/assets/default/default_profile_5-043439195e40e86fd7641a3a1daf982637d77ec6f14b67d3fc98ab92374404ac.png?width=600&crop=1:1,smart)