刑務所に入った話18〜拘置所雑居編Ⅷ〜
パンツチェックのためトイレに入る2人。
大丈夫だから!女同士なんだから、ね⁉︎
と説得を始めるたちうおさん。
しぶしぶ脱ぐオニカサゴさん。
そして聞こえてくる短い悲鳴。
お察し。全てをお察し。
ありがとうございました。
パンツ!!!!替えのパンツちょうだい!!!!
と、叫ぶたちうおさん。
・・・泣きたい。
実に泣きたいパート2
そして訪れる更なる悲劇。
・・・ない。
もう替えのパンツが残ってない。
私たちが寝ている間もパンツとトイレを往復していたため、生理用のパンツも汚してしまっていた後でした。
ちなみに、下着類は貸してもらえます。
パンツ3枚、生理用パンツ2枚。
全部汚れてました。
降参です、もうお手上げです🙌
夜中は男性の職員さんしかいません。
だから、女性の先生に、生理のこととか、
ちり紙(トイレットペーパー)もらうのは昼間の女の先生がいるときにしてね!男性の職員に言われても困るから!と、結構きつく言われていました。
だけど助けてください(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
しばらくして男性の職員さんが周ってきました。
状況を伝えると、困った表情をする男性職員さん。
そりゃそうだ。こんなこたあ、滅多におこらねぇ。
そして、予想だにしない回答をいただきました。
申し訳ないんだけど、ズボン下あるでしょう?
あれ、履かせてあげて、朝、女の職員さん来たらまた相談して?と。
ズボン下って、股引きのことです。
えぇ、確かに貸してくれてます。
おっしゃる通り、確かにありますね。
パンツ履かずにそれ、履くの( ◠‿◠ )??
そして、仕方がないので私たちは考えました。
さすがに汚れたパンツを履いたまま寝てもらうわけにはいかない。
かと言ってパンツを貸すこともできない。
ズボン下にナプキン大量にはって履いてもらおう( ◠‿◠ )
という結論に達しました。
まだお腹が痛いかもしれないし、
ズボン下だけ履かせて寝てもらうのは恐ろしかったんです。
そして着替えてもらいました。
しばらくすると、
ゴーゴーゴースピーゴーゴースピーゴーゴー
寝た( ◠‿◠ )
みんな寝れるはずありません。
だって臭いんだもの、みつを。
そんな中1人、大爆睡をするオニカサゴさん。
疲れたよねぇ、そうですよねぇ、、。
こちとら朝まで寝れる気がしねぇʅ(◞‿◟)ʃ
次回、初めて心の底からカオスだと思った。
良ければ読んであげてください。
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