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シンタテベイクストアに学ぶビジネスモデル

こんにちは。へんじんもっこの渡辺省吾です。
へんじんもっことは新潟県佐渡ヶ島でサラミやハム・ソーセージなどの食肉加工品を作っている会社で、「へんじんもっこ」の”へんじん”は変わった人、”もっこ”は佐渡の方言で”頑固者”という意味です。
#へんじんもっこ

今日は「シンタテベイクストアに学ぶビジネスモデル」というテーマで書いてみたいと思います。

6月28日、石川県金沢市新竪町にあるシンタテベイクストアというパン屋さんに行ってきました。

シンタテベイクストア↓

私たち”へんじんもっこ”の商品も取り扱ってくれているお店なんですが、今回初めてお邪魔させていただきました。

お電話で何度か、注文でのお話はしてことがあるのですが、今回店主とポリシーや考え方など、色んなお話をすることが出来ました。

中でも面白いなーと感じたのが、週4日が通常営業日以外で週1でパン作り教室をやっているとおっしゃっていたところです。

「週1でパン教室を続けて行くって、どういうこと?」と初め思いました。

というのは、パン教室に毎回集客するのに、凄く大きなコストがかかると思ったからです。

詳しく話を聞いていくと、一回のパン教室の募集人数は最大8名だそうで、現在は毎回募集人数が埋まるそうです。

それで、教室のコースがレベルを変えたコースになっていたり、反復コースみたいな風にカテゴライズされていて、何度もパン教室に通う仕組みになっていたんです。

また、店長さんが教えるのが得意なようで、感覚的にな指導というより科学的に文言化して伝えるスタイルだそうで、そういうのも人気の一つなんだろうなと感じました。

教室の料金は3000−4000円くらいで、材料も”どの販売店”の”何という材料”といった情報も隠すことなく公開していて、同じように真似をするとしっかり利益を残せる再現性も兼ね備えているそうです。
#すげー

しかも、通常営業の4日間と比べて、週1のパン教室の方が利益率が高いとか・・・。
#ビジネスセンスあり過ぎ

私も自分の事業に活かせないか考え中です。

ただ、同業種のパン屋さんと話が合わなくなってきているらしく、パン屋さん内では孤立してしまっているそう。

確かに、パンのレシピや経営に関する情報を有料ではあるものの公開しているので、同じ業種のライバルが増えて、自分たちのポジションが脅かされたらという不安に思う人もいるのではと予想します。

それでも、それを問題視しているわけではなく、お客さんやパン教室の参加者の方に楽しんでもらいたいという信念を、貫いて続けていらっしゃるんだなぁと私は思いました。

また最後に問題点もお話ししてくださったのですが、なんと彼は『小麦アレルギー』なんですって。
#まさかのカミングアウト

以上、「シンタテベイクストアに学ぶビジネスモデル」でした。

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