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【体験談】地方公務員のイレギュラーな仕事を7つ紹介!

こんにちは。まさとです。
今回は公務員のイレギュラーな仕事について実体験を書いていきます。

選挙の時の係員って誰がやってるか知ってますか?
実はあれ市役所員がやってるんです。私は実際入庁するまで知りませんでした(笑)

公務員をしていると、選挙をはじめとして様々な動員がかかります。

通年あるような仕事ではないけど、突発的に人手が必要!みたいな仕事ですね。
今回は、5年以上の市役所業務で経験したイレギュラーな仕事を7つ紹介します。

この記事を読めば、公務員の仕事のイメージがクリアになり、就職前と後のギャップが小さくなります。
ライトな内容なので、へぇ~って思ってもらえればそれで充分です。軽い気持ちで読んでみてください。

選挙事務

これが最も頻繁な動員ですね。
選挙には大量の人員が必要で、衆議院選、参議院選、知事選、市長選、県や市議会議員選など、各種選挙が行われるたびに召集されます。

業務内容は色々あり
・投票用紙の配布や管理
・記入方法の説明
・身体が不自由な人の補助
・開票作業
・集計作業
・投票所の設置や片付け
などを手分けして行います。

配属される区域で忙しさが天と地ほど開き、田舎の地区に行けばほとんど座っているだけになりますし、人口密集地域になれば一日中投票者の接遇を求められることになります。
ルーチンワークがほとんどなので頭が疲れることはありませんが、選挙当日は早朝から深夜まで拘束されるので肉体的にはそれなりに疲れます。

選挙当日は基本的に日曜で、私の勤務先では日当として3万円以上もらえます。額だけ見ると大きく見えますが、当日は明朝から深夜まで拘束され、前日も準備があります。試しに時給を計算したら約2,000円でした。

社会科見学

自治体が運営するインフラ施設には、小学生が社会科見学に来たりします。
私は浄水場で社会科見学を手伝い、水がきれいになる仕組みを実験で再現したり、場内設備の案内をしたりしました。
子供たちが喜んでくれて、良い息抜きになりました。

場内の草刈り

たいがい、勤務地の敷地内には芝生や樹木があります。その維持管理を行うのは私の仕事ではなかったのですが、真夏になると担当者だけでは人手が足りなくなり、他の係から人員を募っていました。

私はそういった作業が苦にならないタイプで、若手だったこともあり率先してやってました。設計業務の後に飲むビールより、夏の草刈りの後に飲むビールの方が美味しかったです(笑)

災害動員

台風や水害、地震などで被害が生じると、災害対応業務を行う職員が必要になります。
私の自治体では前もって各部署から数名ずつ人員を募っておいて、災害が起きたらその職員を優先的に招集することになっています。

現に私も、避難所の雑務や飲料水の配布作業をしたことがあります。
自分の家族が大変な時も市民のために家から離れる必要があるので、事前に家族とそのことを共有しておく必要があります。

イベント動員

自治体が主催するイベントの人員として召集されることがあります。
例えば、お祭り、花火大会、マラソン大会、国体、聖火リレーなどがあります。私も今まで交通誘導員を何度か経験しました。

この時にもらえるスタッフ用のウィンドブレーカーを仕事着にしている職員は多いです(笑)

保健所

コロナが流行した際、保健所の業務量が膨大になり、とても正規の人員だけでは仕事が回らなくなりました。その対策として、各部署から数名ずつ1ヶ月程度のローテーションで保健所勤務をするように通達が回りました。
現に私も保健所で1ヶ月ほど働き、コロナ患者を登録するデータベース(HER-SYS)への登録作業をしていました。

国勢調査

国勢調査は5年に一度行われます。この時各部署に動員がかかり、関連業務を任されることになります。
私はまだ経験したことが無いので詳しいことは分かりません。しかし、経験した同僚は調査票のチェック作業がけっこう大変と言ってました。

私の身の回りで実際にあったイレギュラーな仕事を紹介しました。
本業以外にもこんなことまでしなきゃいけないのか!と思う方もいるかもしれませんが、たまにこういった仕事をするのは気晴らしになります。
別部署の人と仲良くなる機会でもありますし、同期と久々に会えて嬉しかったりもします。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
こういったライトな記事もちょくちょく書いていこうと思います。

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