第118号報告(2021年12月27日)
祖父母の家の居間に立っている。部屋中が薄暗いが視界の右のほうでテレビだけ点いていて、音がない。何を映しているのかもよく分からない。
自分は祖父母と向かい合って立っていた。
対面の台所のカウンターを挟んで向こう側に、祖父母が並んで立ってこちらの顔をじっと凝視している。死んでるみたいな冷たい無表情なのに、怒っているのだと分かった。
自分はここが夢だと分かっている。夢の中なのに、そんな怖い顔で無言で見られ続けるのがいやだった。それで、ここは夢の中で、二人はいま自分の夢の中にい