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短歌|塔2024年10月号

塔2024年10月号が届きました。今月もありがとうございます。


作品2(三井修選)に5首掲載いただきました。6月に友人と高尾山へ鳥を見に行ったときの記録です。

いっせいに帽子のひとが降りてくる改札前であなたを待てば

猿山の家系図ゆたかしりとりのようにいのちは紡がれるもの

かわいいねかわいいねえと鳥を見るわたしたち曾祖母の目をして

ゆきずりに花の見頃を知らせゆく山上のボランティア活動

リフト乗るひとの写真を撮るという職業 午後は快晴の予報

塔 2024年10月号p.121-122

また、「十代・二十代歌人特集」に短歌とエッセイ、「私の先生」にエッセイを載せていただいています。こちらもありがとうございました。

リフトのきっぷ
しりとりになっている(そうでないこともある)
ごらんよ という短歌も送ったが、載らなかった

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