父トシハルの教え②「人の三倍はやれ」
父トシハルは大変失礼な人だった。
(私が失礼だという人がいたらそれは遺伝ということです。笑)
普通だったら言わないことをさらりというもんだから
私も周りの人も時に笑い、時に泣き、時に怒り、時に悲しみ、時に距離をおいた。感情を揺さぶりまくる人だった。
小学生の時に父トシハルから言われた強烈な言葉がある。
「お前の頭は大したことがないから、人の三倍はやれ!」
うっ。。まだ小学校低学年だったし、
その頃の私はたしかに不器用で大したことなかったのは否めないので
素直に従ってしまった気がする。
いや、今でも覚えているんだからすごく腹が立ったんだと思う。
今に見てろ!!と思ったのかもしれない。
父親が可愛い娘に言う言葉とは思えないが、父にはなんの悪意もなかったであろう。ただ失礼極まりないだけの話。
そのおかげで?
人の三倍やったかどうかはわからないけど
やるときは徹底的に集中してやったのは間違いない。
気づいたらちょっとはできる人になっていて自分でもびっくりした。
しかも中学生になってからは相当勉強の邪魔もされたので
(仕事を頼まれることもあったし、麻雀のメンバーになることも)
限られた時間で勉強するしかなかったのは、
要領のいい勉強や仕事ができるようになるにはとても役に立った。
何事も徹底的にやればかならず何かがみえてくる。
中途半端にやっても何も見えてこないものである。
「何かをやるときは集中して徹底的にやれ」
さあ、何を徹底的にやりますか?
つづく