ぴろみん社長のひとりごと「父の日によせて」
3月に父が永眠しました。長く眠ると書くけど、あちらの世界では、自由に動かなかった体が自由に動くようになって、軽快に楽しんでいるんじゃないかと思います。
小さい頃、母と二人で機械メーカーをやっていた父は、胃酸過多で胃をキリキリ痛めながら多くの仕事を一人でこなしていました。昭和の働き方というか今の時代ではあり得ない働き方でした。
そこまでして私たちを育ててくれたのですね。
夏休みは毎週のように海に連れて行ってくれました。よくあったのは、お店にメンテナンスに行ってそれから海に遊びに行くという、仕事もセットです遊ぶプラン。
思えば車の運転もそんなに向くタイプじゃなかったのに、家族で一人しか車を運転できないのもあって、無理もして運転してあちらこちらに連れて行ってくれました。
自分が親になって思うのは、どんな親も精いっぱいなんだなーということ。子供に対して10やってあげたいことがあるもしたら、できるのはせいぜいが3つくらいかな。
やってあげたいことをすべてやるのがいいというわけでもなく、でも何か一つだけでもベストを尽くせたら少しは気が楽になるかもしれません。
子供としては、こうだったらいいのに!とかいろいろあったけど、今思えば、本当によくしてもらったなと思う。
お父さん、ありがとう。
私はおかげさまで今とても幸せです。