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父トシハルの教え⑥「王様はいい王様でなければならない」

ニュースをみて、リーダーの不正が報道されるとき、私はいつも
「王様はいい王様でなければならない」

という父トシハルの言葉を思い出す。もしかして誰かの言葉かもしれないけど。

王様=リーダーと考える。

だいたいの不正はしょうもない欲にまみれたケチな話が多い。
リーダーがケチでしょうもない欲にまみれていることほど悲しいことはないと思う。
そのリーダーの周りで働いている人が気の毒である。(自戒です)

時代がゴロゴロ音を立てて変わっていく今のような時期は、リーダーの影響力がとても大きい。リーダーの意思決定によってみんなの運命が変わっていく。

リーダーも聖人ではないから間違うこともあるし、いいリーダーの定義ってなんだろう。でもいくつかのポイントはあるはず。

そこに美学があるのか
一本筋が通っているのか
ただの私心じゃないか
自分だけ儲けようとしてないか
調子にのっていないか
地に足がついているか
裸の王様になっていないか
厳しいことを言ってくれる人はいるか
本音本気で話してくれる人はいるか

調子に乗っているときほど悪いことが起きる。
地に足がついてないで、ふわふわしてるとたいていよくないことが起きる。
影響力が大きい人ほどいつも見つめなおす必要がある。

父トシハルがいい王様であったか。。。
みんなの幸せを願い、みんなを引っ張る力のあった王様でした。

かといってまるで完璧でなく、どうしようもない面もたくさんあった。けどとにかく愛される人だったのは間違いない。


「王様はいい王様でなければならない」は父トシハル自身が自分に課した永遠のテーマなんだろうとおもう。

それを目指していたことに感謝する。

つづく

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