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Abaqusチュートリアル(固有振動数計算)

1.解析内容

1.1 解析概要

棒の片側を固定したときの固有値を求めます。

・寸法:25mmの正方形断面x長さ250mmの棒
・ヤング率210000MPa、密度7850kg/m3
・使用ソフト:ABAQUS STUDENT EDITION


1.2 解析結果

1.2.1 初期(振動なし)

計算結果を見ていきます。
初期状態は固有値を計算していないのでただの棒状態です。

1.2.2 1次モード

右上の再生ボタンをクリックすると、1次モードの固有値が出てきます。
固有値が周期として出てきます。

1.2.3 3次

同様に再生ボタンを2回押すと3次固有値結果が表示されます。


2.解析設定上のメモ

2.1 モード解析の設定

ステップの作成を選び、プロシージャタイプを線形摂動を選び、Frequency(周波数)を選びます。周波数内のステップ編集は、初期のままとします。(ここは必要に応じてかえると思います)
その際、モード数を調べます。図では30と入力しています。これは30次までの固有振動数を求めます。

2.2 端部の固定

構造解析と同様に境界条件にて設定をします。

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