「メタバースの学校」のリアルなキャンパスライフとは。学生の皆さんに聞いてみました!【5月編】
2023年4月に開校したメタバースの学校「MEキャンパス」では、現在は第1期生となる学生がキャンパスライフを送っています。
メタバースの世界を作り上げる「メタバースクリエイター」になることを目指し、課題制作を中心に、コーチとの学習計画作成、コミュニティマネージャーとメンターなどによる学習サポート、豊富な動画教材やゲーミフィケーション要素などを活用しながら学習を進めています。
そんな新しい学びの場である「MEキャンパス」でのリアルなキャンパスライフは、どのようなものなのでしょうか。
その疑問にお答えするべく、「MEキャンパス」公式noteでは、学生のみなさんのキャンパスライフや成長の様子を定期的にお伝えする連載を開始します。
学生のリアルな声をお届け
「MEキャンパス」に入学した学生は、年齢層も職業もさまざまです。半数以上の方は、仕事と両立しながら「MEキャンパス」で学んでいます。
「MEキャンパス」では、コミュニティマネージャーによる面談を週に1度実施しており、学習やキャリア、キャンパスライフにおける悩みを相談することができます。
▼学生の相談役・コミュニティマネージャー石川さんのお話はこちら!
今回は、入学して約1ヶ月が経った5月に実施した学生のインタビュー内容をお届けします。「MEキャンパス」で初めてメタバースの世界に触れた方も多い中、学生の皆さんはどのようなキャンパスライフを送っているのでしょうか?
すき間時間に動画教材を見ながら、メタバースへの理解を深める【Jさん】
1人目の学生はJさん。
ー 入学から1ヶ月ほど経った頃、「MEキャンパス」ではどのようなことをしていましたか?印象に残った経験があれば教えてください!
仕事が忙しくあまり時間が取れなかったのですが、すき間時間に動画教材を見ることで学習を進めていました。
1ヶ月ほどで、バーチャル空間の構築や演出を学ぶ「メタバースプロダクション専攻」、アバターやアニメーションの制作を行う「メタバースCG専攻」、どこからでも誰もがアクセスできるメタバース空間を実現させる「メタバースプログラミング専攻」から、ひとつを選ぶ必要があったのですが、今月はそれに悩んでいました。
最終的にはプログラミングに向き合ってみようと「メタバースプログラミング専攻」を選んだので、これから課題制作に向けて頑張ろうと思います。
ー 入学してからの感想や、気づきはありますか?
プログラミングは、自分が想像していたものと全然違っていました。思っていたよりもはるかに多くのことを覚える必要があり、プログラマーの皆さんのすごさを実感しています。
難しく心が折れそうになることもありますが、メンターやコーチ、コミュニティマネージャーの皆さんにサポートしていただいているので、わからないことを相談できてすごく助かっています。
プログラミングは、試行錯誤をしながら取り組むものだと気づいた【Tさん】
2人目の学生はTさん。
ー 入学から1ヶ月間は基礎的な内容に取り組んでもらいましたが、「MEキャンパス」での学習はいかがですか?
最初の数週間は、パソコンの設定や周辺機器の用意などに手間がかかり、予定よりもスムーズに進めることができませんでした。スタートダッシュを決められなかったことは正直悔しいです。
学習の進捗についても、自分が思っていたよりも遅れていると感じています。自分の予想ではこの時期には既に手を動かしてアウトプットを多く行っていると思っていたのですが、まだアウトプットする手前の学習に費やしている時間が多い印象です。
ー そこから得た学びはありますか?
プログラミングはさまざまな知識を駆使し、調べたり試したりと試行錯誤を繰り返して行うということです。
今まで私はプログラマー=「全てを理解したうえで、スラスラとプログラミングをしている」と思っていたのですが、プログラミングは作るものやほしい仕組みによって全く違うアプローチをしなければなりません。手を動かし始める前にすべてを学習しきるのは難しいと感じます。
だからこそ、カリキュラムやサポートがあるのは非常に心強いです。もし自分だけでサイトや動画を見ながら学習を進めていたら、目の前に大量の学ぶべき事項があり、既に挫折してしまっていたと思います。入学してみて正解でした。
自分自身がメタバースクリエイターに近づくにつれて、メタバースサービスを作る人たちのことがより気になるようになってきました。今後は業界の皆さんから実際にお話を聞いてみたいです。
毎回試行錯誤しながら課題と向き合っています【Nさん】
3人目の学生はNさん。
ー 普段の学習の取り組み方について教えてください!
私は「メタバースCG」を専攻したので、動画教材を見ながら、最終的に提出する空間制作の課題に向けて小物や家具などの制作に挑戦中です。
作ってみては消して、また作っては気に入らないポイントを直して......と、毎回試行錯誤しながら課題と向き合っていますね。
ー 試行錯誤する中でわかったことや、これから取り組んでいきたいことはありますか?
学習を始めてみて意外に思ったのは、予想以上に調べることが多く、手を動かして作るよりも調べたり学んだりしている時間のほうが長いことです。
その際、「MEキャンパス」から提供されている動画教材はとても役立っています。開校して初年度の学校ですが動画教材がしっかりしているのはとても安心感があり、いつも助かっています。
一方まだ慣れていないこともあり、学生同士の交流はあまりできていない印象です。今後は学生同士でもお話する機会がほしいですね。
「理解する」と「できる」は全然違う【Cさん】
続いて学生のCさん。
ー 今はどのようなことに取り組んでいますか?
自分が使用するソフトの使い方を覚え、6月に提出する課題に向けて、操作の練習や小さな作品づくりを行っている段階です。さまざまな動画教材で学んだり、ソフトウェアの使い方を覚えながら、課題を進めています。
ー 学習を進める中でぶつかった壁や、そこから得た学びはありますか?
「理解する」と「できる」は全然違うと感じています。ある程度のことは動画教材を見れば理解ができるのですが、それを実際にできるかと言われると話は別です。操作がうまくできず、もどかしい思いをすることがありますね。
また、コーチに相談することの重要性も感じています。「MEキャンパス」には学習・キャンパスライフの両面でサポート体制がありますが、すべてリアルタイムで聞くことは難しいため、これからは迷うよりも早く質問しようと考えています。
ー Cさんはサークルにも参加されていますが、そこでの活動はいかがですか?
コミュニティマネージャーの石川さんが、サークルメンバーが興味のあることに対していろいろ情報をくださっている印象です。Web3.0など自分自身ではあまり調べない内容もシェアしていただけるので、所属してよかったと感じています。
数値で考えるCADと3DCGの違いに苦戦中【Mさん】
最後は学生のMさん。
ー 入学から約1ヶ月の間、基礎的な学習に取り組んでもらいました。今はどのようなことに取り組んでいますか?
3DCGアニメーションを制作するためのツール「Blender」の使い方を学んでいる最中です。動画教材だけではなくYouTubeなどさまざまな方法を駆使しながら、課題の制作に取り組んでいます。
課題はコーチに見てもらい、フィードバックや意見をもらいながら進めることができるので助かっています。
ー Mさんは元々CADを使って建築物の設計や製図をされていたそうですが、3DCGとの違いはありますか?
最初は似たようなものだと思っていましたが、実際に使ってみると3DCGとCADは全然違うと感じています。CADは寸法を測り、数値を入れてモデリングをしていくのですが、3DCGは全体の雰囲気を見ながら作っていく必要があり、バランスを取るのが難しいんです。
どんどん学習を進めたいと思うとともに、メタバース空間に全員で集まって特別授業やグループ課題が受けられたりすることで、より充実したキャンパスライフを送れると感じます!
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今後も学生の皆さんのリアルな声を定期的にお届けしたいと思いますので、ぜひ見守っていただけると嬉しいです。
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