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ハイブランドを身に纏うのも素敵だけれど
ふと、鞄の中身を整理していると、ボロボロになったお財布が目に留まった。毎日使っていては、特に気にしたこともないのに。
6年前にネットで購入したノーブランドの二つ折りの財布。派手なゴールドという色ながらも、シンプルな装飾にコンパクトな形が気に入っていた。よく見るとあちらこちら、財布の表面が剥げている。よし、そろそろ新しいお財布を新調しよう。
悩みに悩んだ結果、これだ!と最初にビビッときたCACTUS TOKYOのサボテンレザーのお財布をチョイス。
周りの友人はCOACHやYSLの財布を使ってたりするけれど、私はハイブランド品にはもっぱら興味がない。大人になり、何かを購入する際、そのモノ・コトが生まれた理由や背景をまず知り、それに共感できるかどうかを大事にしている。
CACTUS TOKYOのWEBサイトによると、
サボテンレザーの生産過程は、生物多様性の回復に貢献します。
レザーを作るためにサボテンを植えると、元々、生命の無かった乾燥地帯に緑が現れ始めます。
そこには、サボテン以外の雑草も生えるようになります。
すると、その周りに虫や微生物といった小さな生き物が集まり始めます。
次に起こるのは、それを食物とする小さな動物が現れ、また土壌が微生物の活動により豊かになっていきます。
そして最後には、小動物を捕食する、鷹のような大きな動物までもが地域に現れるようになります。
そうして、一つの植物の定着をきっかけに、地域に生命があふれ、豊かな生態系が築かれていきます。
CACTUS TOKYO ABOUT US より
つまり、サボテンレザーを生み出すために、サボテンを植えることで、サボテン以外の雑草や植物が生えて緑豊かな土地となり、虫や微生物などの生き物、そして動物が増えていき生物多様性の回復へとつながる、ということ。
多肉植物でお家で育てている人も多いだろうサボテン。サボテンレザーにはこんな素敵な未来への希望が託されているのか。なんか、かっこいい。
キャッシュレス化の現代だけれど、お財布は必需品。常に持ち歩くものだし、長く使うものだからこそ、自分がこれだ!と思うものにしたい。
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たった一人の人間が、サボテンレザーで出来たお財布を購入することで、世界が変わるなんてことはない。けれども、せっかくならば自然や環境に配慮した物を購入し、貢献をしたい。そうした物を身にまとうと、自然と気分も良いもの。
さぁ、また長らくのお付き合いとなる新しいお財布さん。よろしくね🌵