申し訳ない勝利

 今日、将棋ウォーズで10秒将棋を3局指し、通算60試合を達成した。

画像1

 60試合の結果は33勝27敗。
 勝率にすると55%。
 全然大したことはない。

 しかし、相変わらず先手番が少ないな。
 居飛車党にとって後手番が多いというのは結構だるい展開なのだが。


 ところで、今日、ひどい将棋を指してしまったのでその将棋を紹介する。
 無論、「私の将棋は60試合が全部ひどい将棋だ」という意見もあるが(私自身それほど否定する気はない)、それはさておく。

 具体的な棋譜は次のとおりである。

 この将棋は私が中盤の戦い方を間違えた将棋である。
 相手(先手)の左銀が7七にいるならば、それを釘づけにして私は2~4筋で戦いを起こせばよい。
 そうすれば、相手は角銀落ちなので必勝になっただろう。

 しかし、私は6筋から開戦してしまう。
 6筋から戦いを起こせば、7七の銀が活用できてしまう。
 案の定、相手の左銀は大活躍し、私の圧敗形となった。


 さて、私は投げるタイミングがつかめず将棋を指していた。
 また、私は最後まで将棋を指す場合、詰みの2手前まで将棋を指すのを常としていた。
 そして迎えたのが107手目の▲2一飛車である(図は省略)。

 この局面、私の王様は詰んでいる。
 具体的には△1三玉、▲2四銀、△同歩、▲同飛成まで。
 残り4手で詰みである。

 しかし、私は普通に将棋を指していた関係で△1三玉と指してしまう。
 私の頭の中では▲2四銀と打って私の投了、となるはずであった。

 そうしたら事件が起きた。
 相手の人が▲2四銀ではなく▲3一飛成と指したのである。
 私は形作りをしていたので、これは敗着である。
 私は相手の王様を即詰みに討ち取り、逆転勝利を収めた。


 この点、相手が私の王様を詰まし損ねた以上、私は自分の勝利に対して後ろめたく思うことはない。
 しかし、ちょっとだけ考えてしまった。
 もっと早く投げるべきだったかな、と。

 もっとも、他の将棋において投げるのが早いというのもある。
 とすれば、今回の将棋のように最後まで指すことが正しいともいえる。
 その辺はよく分からない。

 まあ、当分は「詰む2手前まで指す」ことを原則とします。
 将棋は、特に、10秒将棋は何が起きるかが本当にわからないので。


 ところで、今日、久々に筋違い角で戦い、負けた。

 対策が全然わかっていなかったので、ちょっと勉強しておこうと思う。
 今後も筋違い角を指すことはあるだろうから。


 では、今回はこの辺で。

もし気が向いたら、サポートしていただければありがたいです。 なお、サポートしていただいた分は、麻雀研究費用に充てさせていただきます。