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サインとの出会い


 私のベビーサインとの出会いは、ベビーサインという名前ではありませんでした。

 アメリカに留学中、専攻していた幼児教育の授業の1つに、「幼児と手話で話そう」という授業があったのです。アメリカの保育園や幼稚園では、活動に手話を取り入れることも珍しくなく、私がボランティアしていた保育園でも、手話でアルファベットに挑戦する子供達の姿が見られました。実はアメリカでは、手話は聾者のためだけではなく、日本の子供達が英語に触れるように、手話が第2言語の1つとして扱われているのです。

ボランティアしていた保育園にて


それがよく分かる例がアメリカでの赤ちゃんの検診。赤ちゃんの発達の様子を伺うために、日本でも保護者に聞かれる質問がありますね。
「話せる言葉は何語くらいですか?」
アメリカでは、その答えに「話せる言葉は○語。手話は○語です。」と、答えると、それが言葉として受け入れられます。手話やジェスチャーが赤ちゃんにとって言葉である、と認められているのです。

 私の所属している日本ベビーサイン協会のお伝えしている内容も、言語としてのベビーサインであり、その中身は、アメリカ、ベビーサイン社で研究された結果に基づいています。
手話やジェスチャー=言葉、という視点を持つだけで、赤ちゃんとふれあう時に少し違った接し方になりませんか?!


日本ベビーサイン協会より

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ベビーサイン講師&英語講師&3人兄弟の母
親子の時間を大切にする事で、子供達がデジタル社会をしっかりと生き抜いていく力を養っていきたい!!ベビーサインを通じて、親子の絆を築いていくサポートをしています。