人は誰でも頑張れなくなる
らしい。
しってた?
日本で学生団体やってるときは
いや、ラインの通知数って自慢じゃないしSNSでそれ上げてるなら早く返して?
って思ってたし、そんなこと簡単じゃん?って思ってた。
むしろなんでできないの?みたいな。
第一波・海外インターン編
NYに住んで2ヶ月目。3人ぐらしが終わって1人部屋を借りて一人暮らしがスタートした。
窓がない部屋は精神やられるよ。
とか
人と住んだ方がメンタルブレイクしないからね。
なんて話を1ヶ月目に聞いてて四年間一人暮らししてたあたしからしたら、どゆこと???ってかんじだった。
NYで一人暮らしを始めて一か月がたったころ。
気付いた時にはもう遅かった。
朝は起きれなくなって、仕事もできるだけ早く辞めたくて、バスの予約ボタンを押すことすらしんどくてできなくなっていた。
いつも通りなら体調が悪い日、気分が乗らない日こそいつもの2倍やってたはずが1割もできなくなって、ラインすら返せなくなってやばいと思って必要以上に焦ってD.C.に引っ越した。
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ヨーロッパ一周だとか、南米だとかでばたばたしててそのおかげでなぜか頑張れないという感情はいつのまにか忘れて、
予定が詰まっててもブログ書いたり、スキマ時間に返信できるまでにいつの間にか戻ってたからたぶん油断してたんだろう。
第2波・ワーホリ編
1つ目の仕事を1週間で転職し、アデレードから2時間車で行った小さな街に引っ越した。
NYと違って15畳くらいの大きな部屋にダブルベッド、机と椅子、立派なクローゼット付きの1人部屋。
おまけに大きな南向きの窓付き。
めちゃくちゃいいじゃん!って思ってオニオンファームでの仕事が始まった。
平日は9時間ベルトコンベアーと向き合い単調に流れていく玉ねぎの仕分けをしていく。
5時には終わるのでそのあとは自由時間だった。
ワーホリものこり2週間になった頃、いつもなら家に帰ったらツイッターに流れてくるnoteのURLをクリックしてきになるものは読んでみる。
昼間返せてないメッセを返していく。。。はず。
でもこの頃からそれが出来なくなった。
コントロールできなくて、「頑張ってクリック」もできない。
そしてやっと気付いた。
あ、これNYのときの感覚とおなじじゃん。
そこからは直し方もわかんないからとにかく早くここを出なきゃという感情との戦い。
まずは、航空券を買わなきゃ。いや、その前にどのルートにするか決めなきゃ。
意味わかんないくらいこのハードルが高い。
田舎すぎてやることのない休日は楽しく勉強ができるのに、航空券は買えない。
こうしてなんとか無理やりかったのが退去3日前。
そこから少し旅をしたけど、一度OFFにしたスイッチをONにするのはもともと時間が相当かかるタイプだから変わらず低迷してた。
日本帰るのに大丈夫かな、とおもいつつ。
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最後に旅をした国ベトナム。
一年ぶりに会う友達がたくさん話を聞いてくれて、共感してくれてONになった。
びっくりするほどON。
メッセもラインも楽しく返せる。もしかしたら魔法が使える人なのかもしれない。
結果として、人の運が最高にいいので今はモチベMAXで楽しく生きているわけだけど
人はある日突然頑張れなくなる
というのは180度価値観が変わる発見だった。
キャパがどうとか、そういう話ではなく、頑張れてるのが絶対正義でもないな、という話。