![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120163363/rectangle_large_type_2_2211f5a5a2fd7965337bd1a3d4084aed.jpeg?width=1200)
「幼児語の世界」
ある知り合いの方の2歳の息子さんが歌う「チューリップ」の歌。
だいた~ だいた~
ちゅ~いっぷ~ ななな~
なぁなんな~ なぁなんな~
あ~た ち~お みみも~
ど~のま~ま み~て~も~
き~え~い~な~な~♪
最後の2行は「どのママみても綺麗だな」と歌っているのでしょうか?
妹が小さい頃、幼稚園で習った「ロンドンブリッジの歌」を英語で歌っていたので、感心してよく聞いてみると…、
ろ~んろん びっじ ほ~りんだん ほ~りんだん
もっと小さい頃は、
「テレビ」→「てべり」、「ヘリコプター」→「へこりぷたあ」、「エレベーター」→「えべれえたあ」、「隠密剣士」→「おめんけち」
なんて言ってましたね。
「てべり」「へこりぷたあ」「えべれえたあ」あたりは、全国各地でよく聞くのではないでしょうか?
鹿児島独特の幼児語に「桜島」→「さくじらま」なんていうのもあります。「桜島」が「桜+島=桜島」という複合語であることに気づく前に、桜島の雄大な姿に重ねて「さくらじま」という響きを丸呑みしようとして、この間違いが生じるわけです。
たぶん、鹿児島で生まれ育った人が「さくらじま」と言うときと、それ以外の人が「桜島」と言うとき、言語脳の働きは微妙に違っていると思いますよ。