「苗字らしくない苗字」
鹿児島には、「全国的には珍しいけれど鹿児島では普通」っていう鹿児島独特の苗字が多いのですが、これらは鹿児島でも珍しいかと思います。
この中で「色紙(しきし)」という苗字については、小学校のとき同学年の男子生徒の中にいました。確か5年か6年のとき転校してきたように記憶しています。
写真の表札を見かけたのは、当時通っていた小学校の校区内。全国でも12世帯という希少苗字ですから、その色紙君の実家かも知れません。同級になったことはなく、直接的な関わりは無かったので、遊びに行ったこともなかったのですが、当時、同じ場所でその表札を見たような気もします。
「本(もと)」さんは、以前、我が家の近所に住まわれていた方です。こちらは全国に644世帯。読み方は「もと、ほん、はじめ」の3種類。そのうち「もと」さんは、鹿児島市の電話帳に24件掲載されています。
読み方が多様なのは「大工」さん。(おおく、おおくみ、おおえ、おおたくみ、だいこう、だいく、たくみ)と、7種類の読みがあり、写真の「大工さん」が、そのうちのどれなのか分かりません。全国に361世帯。
「切手」さんは、全国に100世帯。
この中で、最も少ないのが「食堂(じきどう)」さんの6世帯。