懐かしき「文炎草牟田校舎」
山村の分校みたいな建物で、最後が「校舎」という名称。初めて見たときには、どういう施設なのか分からなかった。国道3号線沿い。以前ラーメン屋『佛頂麺』があった場所である。
「草牟田」という地名は、鹿児島市民にはお馴染みだが、他所の方だとちょっと迷うかもしれない。「そうむた」と読む。
この小学校みたいな建物の中には、職員室、理科室、音楽室、販売部、1年い組、2年ろ組などが並んでいた。
落書きノートも置いてあって・・・
ランドセル、笛やハーモニカ、道徳の教科書、学習雑誌なども並べてあった。
学習雑誌は、昭和35年発行。
おっと、わすれちゃいけない。小学校にしては珍しく学食があって、一番人気はラーメン。
『文炎ラーメン』700円。 クリーミーで甘めの濃厚スープに、麺はやや細め。キクラゲとメンマの細切りが入っているのは、鹿児島ラーメンとしては珍しい。 看板に「黒豚ラーメン、炙りチャーシュー」と謳ってあるだけあって、焦げ目がカリッとしたチャーシューが旨かった。
小学校のわりには深夜1時か2時ごろまで開校していて、たまに登校するのを楽しみにしたいたのだが、残念なことに数年前に閉校。跡地には牛丼の「すき家」が入っている。