「何気ない偶然 ~ 17年前の日記より」
平成18年 9月29日 金曜日
昨日から具合悪かった母を車で病院まで送った。
すぐに診察が終わるのかと思っていたら、母の古いレントゲン資料を保管している病院へ行くようにとの指示があった。
待ち時間が長くなるような気がして、文庫本でも持ってくれば良かったと思いながら運転していたが、行き先の病院の待合室に文芸書が5冊あった。
その中から、ダニエル・キイスの短編集「心の鏡」を選び、椅子に掛けた。
その本を手にしたら、久しぶりに県立図書館から本を借りたくなり、財布の中に利用者カードを入れてあったか確認。
すると、レストラン「ラ・リヴィエル」のシェフの名刺と重なって出てきた。
再び本を手に取って、序文を見ているうちに、予備知識の無いその作者について知りたくなり巻末を見ると、解説文の中から「レストラン『ラ・リヴィエール』」という文字が目に飛び込んできた。久美沙織さんによるその解説は、ラ・リヴィエールで会食中のキイス氏の発言から始まっていた。
※上の写真は、薩摩川内市のレストラン「ラ・リヴィエル」からの眺めです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?