「想い出の坂道」
今回は、僕の思い出の坂道に案内しましょう。
入り口付近は、なだらかな坂道に見えます。
でも、少し歩いてゆくと・・・、
ほら、このブロック塀の形を見てください^^;
カーブを過ぎると、こんな「恐怖の直線コース」が聳え立っています。
中ほどでひと休みして振り返ると・・・
登ってきた分だけちょっと見晴らしが良くなり、
遠くに桜島が見えています。
さて、また向き直って、どんどん登ってゆくと・・・
こんな標識が見えてきます。
危険な坂道につき、住民以外の車両進入禁止!
そして、ここから先には、手摺りが設けてあります。
ちょっとなだらかに見えますが、それはほんの僅かの部分だけです。
カーブの途中で、再度振り向いてみると・・・
さっきとちょっとだけ高さが違う分、桜島が少し目立って見えます。
手摺りに沿って、カーブを曲がりきると・・・
最後の直線が、鬼のように聳え立っています。
あとひと踏ん張りです。
どうです、この急傾斜!
登りきってみると・・・
降り口にも「危険に付き車両進入禁止」の標識。
中学への登下校で毎日通った坂道であり、その途中には、中学高校時代を通じてのバンド仲間日高康寛君の実家があるのです。よく一緒にレコードを聴いたり、バンドの練習をしたりといった思い出が染み付いているわけです。
しかし、28年の県外生活を経てUターンし、上から覗き込んでみたときは、その凄まじい急勾配に恐怖を感じ、そこを降りてみようという気にまではなれませんでした。
その後約1年、仕事で鹿児島市内を歩き回り、脚力にも多少自信が付いてきましたので、下の町への近道としてこの坂をまた上り下りするようになりました。
実に、高校時代以来、33年ぶりの坂道復帰。