「昔のウインカーとかボンネットバスとかオート三輪とか・・・」
ミクシィの鹿児島弁コミュニティに、ウィンカーのことを「アポロ」と呼ぶ人がいるという書き込みがあった。
書いた人は、それを鹿児島弁だと思ったようだが、調べてみるとそうではなく、昭和30年代にはよく見かけた下の写真のような、ぴょこんと飛び出してくるロバの耳のようなウィンカーを、「アポロウィンカー」と言った。
その名残で、今でも年配者を中心に、ウィンカーのことを「アポロ」と呼ぶ人がいるとのこと。
しかし、そう呼ばれるのを実際に耳にしたことはないなぁ・・・。
子どものころ、この飛び出すウィンカーが面白くて、つい目がそれを追っていた記憶がある。もしかすると、忘れてしまっただけで、その頃は、「アポロ」という言葉を耳にしていたのかもしれない。
今は見られなくなった昔懐かしいクルマと言えば、こんなものもった。
〇「ボンネットバス」
昭和30年代には、まだこんな形のバスが少数ながら残っていて、実際に目にした記憶がある。子ども心に「カッコ悪いバス」と思っていて、この形のバスに巡り合うとガッカリしていた。
〇「オート三輪」
1957年から1972年まで生産・販売していた。荷台があるために重心が高くなりやすく、コーナリングでブレーキをかけると左右どちらかの斜め前方に転倒しやすいという構造的な弱点を抱えていた。ハンドルが円形ではなく、自転車のように左右に棒状に伸びていた。
〇「殺虫剤噴霧器」
保健所から派遣されて、こんなので生垣や竹藪など、町のあちこちに殺虫剤を大量にぶちまけていた。今思えば、なんか恐ろしい。