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「カレン・カーペンターの声」

 なんだろう・・・

 この人の声には、なんか特別感がある。

 澄み切ったアルト・ヴォイスは、それだけで比類なき美しさだけど、
 単語一つ一つに感じる細やかな息づかいや丁寧な発音、
 そういった部分にも心が動く。

 この歌なんか、声が聞こえた途端ゾクッとする。

 これなんかもいいねぇ・・・

 冒頭のハープと、それに続くオーボエの至福感!
 兄リチャードの音楽的才能をカレンは尊敬してたっていうね。

 あげようと思えば、次から次へと思い浮かぶ曲が・・・
 歌詞を噛みしめながらしっかりと聞き込んでみるのも良いね。


 拒食症のため、わずか32歳でこの世を去ったことは、
あまりにも悲しい、ショッキングな出来事だった。

 わずか、32歳だよ!

 その時僕は26歳だったけど、68歳となった現在、改めてそのことを振り返ってみると、32年というのは、まだ人生の序章に過ぎないことがわかる。もっと生きてほしかった・・・

 こちらは兄リチャードの現在の姿。

 若い頃の姿しか知らなかったので、一見しただけでは「誰?」っていう感じだけど、その笑顔からは曇りの無い道足りた心が感じられる。詳しいことは知らないので、本当のところはわからないけど、写真を見る限り幸せに暮らしているんだと思う。また、それを願う。


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